2010年12月12日日曜日

「悪の枢軸」中共の頑張り

「悪の枢軸」が頑張っているおかげで世界中が迷惑しているようです。
中共から始めてノーベル賞受賞者を出したのですが、その賞が平和賞であり、民主化を推進する劉暁波氏であったことから、「悪の枢軸」の面子にかけてノーベル平和賞の非難を始めました。
「政治的茶番劇が、特色ある社会主義の道を進むという中共国民の決心、確信を揺るがすことはいささかもない」とは中共外務省の姜瑜報道官の弁。
政治的茶番は中共政府の得意技だと思っていたのですけどね。

ノーベル賞授賞式を行っているノルウェーのオスロでは、受賞者を祝う恒例のたいまつ集会で地元市民ら1000人以上が、たいまつを手に「劉氏の釈放を」と声を上げたとか。
クリントン米国務長官が「中共政府に対し立場を明確にしている。受賞者も妻も出席を許されていなくても、米国は参加する」と述べたことは当然にしても、中共国内の香港でも市民団体の集会が開かれ、約200人が参加して「受賞おめでとう」「中国政府は人権抑圧をやめよ」などとシュプレヒコールを上げているのは、特色ある社会主義に反対している中共国民も居るということでは?

中共が掛けた圧力によって、20カ国の大使が授賞式を欠席しました。
しかし、ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は「中国の未来は経済成長と政治改革を組み合わせることが大変重要だということを示すシグナルだ」と説明し、「中国の人権問題などが改善すれば全世界にきわめて大きな、前向きな影響を与える」と述べました。
劉暁波氏の受賞が決まってから、一段と民主化運動への圧力が強まる中、中共のある知識人が「一時的に後退しても、民主化の流れは止めることはできず、劉暁波の受賞はいずれ歴史的転換点だったと評価される日がくる」と述べました。
このような発言に対して、「欧米的価値観の押しつけ」と反発する中共政府。どうやら世界の民主主義国を相手に、中共政府は戦いを始めたようですね。

この授賞式に合わせたのかどうかは判りませんが、我が国の尖閣列島・南小島に2人の日本人が上陸しました。
沖縄県石垣市の市議である箕底用一氏と仲間均氏の2名です。
10月に、石垣市議会は固定資産税の評価や生態系の把握などを目的に同諸島への上陸を全会一致で可決しました。そして政府に上陸許可を求めていたようですが、いつまで待っても回答が来ないため、上陸を強行したということ。
約40分間調査して離島したそうですが、同島は現在所有者から土地の大部分を政府が国民の税金で借りていて上陸を禁じている状態。勝手に上陸すれば軽犯罪法違反にあたるとかで、海上保安庁は2人が乗船している漁船を洋上で止め、事情を聴いているそうです。

さっそく中共外務省の姜瑜副報道局長が噛み付いてきました。「中国の領土と主権を侵犯した」と非難する談話を発表したとか。
2つの国が同じ領土の領有権を主張することを、別名で「戦争」と言います。後から主張するほうが侵略ということ。 人類の歴史では軍事力の強いほうが取ることになるのです。だから中共は今、必死で軍備拡張中!(日本は、国民に選ばれたサヨク売国政権で軍備を異常なまでに縮小中です)

そのうち犯人の身柄を引き渡せと言ってくるかも知れませんね。引き渡せば、領土侵犯で即銃殺かも。だから、引渡しを菅政権が拒否すれば、次にやってくるのは軍艦・・・
もし軍艦がやってこなければ、中共は主権放棄となり、中共の国民が納得しなければ今度は中国共産党の存亡の危機となります。
軍艦がやってくれば、当然アメリカとの戦いは覚悟の上でしょう。もっともアメリカとの根回しが出来てから来るのかも知れませんけど。
そうなった場合、世界の民主主義国はリップサービスはともかく、実際には引いてしまうもの。

菅政権、いや、日本国民に、その覚悟は出来ているのでしょうか・・・

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