アメリカの「ウォールストリート・ジャーナル(電子版)」が、北朝鮮のウラン濃縮を示して「技術支援をしたのは中国で、この姿勢が変わらないなら中国こそが制裁の対象になるべきだ」と社説を掲げました。
太平洋の覇権を狙う中共。しかしそれはアメリカにとって軍事衝突を示すものでしかないことは自明の理。
経済大国のあと、軍事大国と化して世界の中心にある国になろうとする中共。正面切て軍事衝突の出来ない華人の取れる方法は「恐喝」と「謀略」。
それを見越した社説には「中国『悪の枢軸』に仲間入り」という見出しを付けての報道です。
中共(red china)ではなくて中国(china)というところに、もはや共産主義が敵ではないとする意識が現れているようです。
問題を北朝鮮の核に絞りながら、「新たなウラン濃縮施設が発覚した北朝鮮の核開発は、技術支援をしたのは中国であり、この姿勢が変わらないなら中国こそが制裁の対象になるべきだ!」と激しい口調で非難します。
しかも「1982年以降、中国は第三世界、特にイスラム、共産圏での核拡散を活発に支援することを決めた」と指摘し、「濃縮施設建設を支援したのはパキスタンやイランではなく、中国の可能性が高い」と述べて「北朝鮮の現在の核能力は、中国の支援なしではあり得ない」と結論付けています。
これに対する中共の反論はまだなされていませんが、だいたい想像がつきます。アメリカの右派の言いがかりとか何とか・・・
しかしプルトニュウム爆弾ならともかく、ウラン濃縮となるとフッ素ガスを使った遠心分離が、テフロン加工した容器の中でなされなければならないなど、結構難しい点もあり、確かに北朝鮮単独では実施は不可能かも知れませんね。
中共を悪の枢軸に入れたアメリカ保守派。では日本に対してはどうでしょうか?
この年末に新しい「忠臣蔵」の映画が公開されますが、その映画をプロデュースしたのはアメリカの「ワーナーブラザース社」。
戦後、日本に入ってきたGHQが、最も恐れた日本の芝居が忠臣蔵。何しろ忠義をもって自らの命を投げ打ってでも報復を果たすという復讐ストーリーですから、公演禁止にしたかったのも良くわかります。
その芝居が、60余年を経て、まさかアメリカのプロデュースで映画になるとは・・・
アメリカと中共が、日本の取り扱いをどうするか日本の政治などとはまったく関係なく話し合っているという噂は、よく聞きます。
しかしこの問題、話し合いで解決できるような、そんな問題でもないでしょう。
アメリカは日本を手放す気など毛頭無く、もし日本を手放すとなれば太平洋全体を手放すことと同じであることは言うまでも無いこと。
その為には何とか「侍ニッポン」を取り戻し、華人の日本内部へのインベージョンを押さえたい、だから「忠臣蔵」・・というわけでもないでしょうけど。
このような流れを上手に使えば、日本再軍備も核武装も可能になるでしょう。核兵器はアメリカからのレンタルですけどね。
まずはそうしておいて、その後軍事の新しい技術開発を持ってアメリカから軍事的独立を果たすように画策することがいいのではないでしょうか?
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