2018年6月14日木曜日

米中経済戦争が本格化か?

米朝首脳会談を終わらせたトランプ大統領は、ただちに知的財産権の侵害を理由に中共の製品に制裁関税を課す方向で最終調整に入ったとのことです。
速くて今月15日、遅くとも今月中に中共の製品に関税を掛ける法案が可決する見通しだそうです。

これには当然中共の反発が予想されますが、中共側にはほとんど報復の余地はないのではないでしょうか。
そして最終承認にはトランプ大統領の最終判断が必要になるわけですが、北朝鮮問題が今後どのように推移していくか、それを見ながら決めなければならないとか。すなわちもしかすると北朝鮮に対して中共の協力を必要とするかも知れない、そこを判断する必要があると言うことです。

北朝鮮の金委員長は、トランプ大統領の「即時非核化」ではなくて「段階的な非核化」を約束したと述べているようですが、どうも金融制裁を日本の拉致問題を使って乗り切ろうという腹のようですね。
金委員長は「安倍首相と会ってもよい」と言い始めました。

日本政府は日朝首脳会談の本格調整に入り、安倍首相は拉致被害者家族に拉致問題解決に向けた交渉方針を説明したようです。
トランプ大統領は「完全な非核化を実現すれば経済制裁は解くが、本格的な経済支援を受けたいならば日本と協議するしかない」と金委員長に述べたそうで、それが効いているのでしょう。
米朝会談で拉致問題をトランプ大統領が取り上げた時、金委員長は一言も「拉致問題は解決済み」とは言わなかったそうです。

北朝鮮の2017年の核実験や、度重なるミサイルの発射が意味するものは「アメリカよこっちを向け」と言う意味で、その為に莫大な費用を費やしたのではないかと思います。
ですから米朝首脳会談を行った後は、もはや核など必要ないとも言えるわけです。今後は「技術は持っているから、いつでも再開発は可能」というだけで、周辺国に対してはある意味で抑止力にはなるように思います。

また、米朝会談の裏側でどんな交渉が行われていたかは判りませんが、「中共が今後両国の共通の敵になる」という擦り合わせが出来たのではないでしょうか。
金委員長は、中共の利権グループと繋がっていた叔父の張成沢氏を惨殺し、中共に囲われていた兄の金正男氏も殺しました。これがアメリカに対するメッセージだったようにも思います。

安倍政権が拉致問題をどのように解決するかは判りません。どのような交渉方針を家族にしたのかは公表されません。しかし「拉致被害者全員の帰国」の「全員のリスト」が日本側に掌握されているのかどうか、そこも解らない状態での「全員帰国」はかえって相手にこちら側の準備不足を見透かされるだけで危険なのではないでしょうか。
家族側が「もう時間がない」と焦る気持ちは解りますが、ここで安倍政権が焦ってしまうと、むしろ「即時非核化」の足を引っ張ることになるのではないかと懸念します。

金委員長にとっては「拉致事件」は幼少のころに起きた問題です。北朝鮮の最高責任者としては責任はあるでしょうが、実行の責任感覚はまったく無いでしょう。
しかし、北朝鮮国内には実行責任のある者がまだ生存していると思われます。恐らく共産党の幹部クラスになっていることでしょう。

噂ですが、これらの人達と思われる一派が、現在、中朝国境付近に移住し始めているとの話が出ています。金委員長に処刑されたらかなわないと言うことでしょうか、すぐに中共側に逃げられるように準備しているように見えます。
これが本当なら、北朝鮮のアメリカ側への寝返りもありうる話です。

そして一番重要な問題は、この逃げようとしている連中と日本の反日サヨクが繋がっていると言う点です。
彼らが中共側へ逃げれば、そこから日本の反日サヨクとのつながりが切れなくなり、日本国内での反日サヨクと中共が今以上に繋がってしまいます。

日本国内の反日サヨクは、国連の人権委員会などと結託して我が国を貶める策謀をめぐらし虚偽の歴史を世界中にばら撒いている機関でもあります。
慰安婦像なども、この連中が中心となって拡散を仕掛けているように思いますし、沖縄米軍の基地反対運動も、北海道のサヨク活動も、すべて同じ繋がりだと思うのです。

ですから、金委員長には是非とも彼らを国外に出さずに捕獲するように願いたいですね。日本国内に居る反日サヨクの名前を把握するためにも。
北朝鮮と中東を繋げ、核技術やミサイル技術を共有し始めたのも、この連中の仕業ではないでしょうか。連合赤軍のよど号乗っ取りや、テルアビブ空港での銃乱射事件が思い出されます。
日本国内のマスコミの一部にも彼らが繋がっていることが疑われます。朝日新聞や東京新聞、そして毎日新聞やNHKなどにも彼らのシンパが居て、国民を左傾誘導していたように思います。

我が国の未解決で複雑な問題、即ち慰安婦問題とかフェイクを流し続けたマスコミの問題、憲法改正を阻止する政党の真相を、この北朝鮮問題の闇に光を当てて「どうなっているのか」を晒してほしいですね。


ここまで考えた上で、拉致問題の交渉を安倍政権にお願いしたいものですね。
そしてこの対中経済戦争が、このような問題の解決の先に終結し、台湾独立や中国共産党の解体に結びついて行ってもらいたいものですね。

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