アメリカの海軍で開発がすすめられているレールガン。この新しい兵器を日本でも開発することが決まったようですね。
平成29年度予算案の防衛省の概算要求に関連経費が盛り込まれたようです。
レールガンとは、初速を火薬で行った後、電磁誘導を用いて加速し、射程を伸ばす大砲で、日本でも電磁砲として第二次大戦中に研究を行っていました。
欧州では火薬を多段に爆発させて加速する「ムカデ砲」などを開発していましたが、V2号などのミサイル兵器が登場して時代はミサイル開発へと移っていきました。
しかしアメリカは研究を続けていたらしく、磁性体などの開発も進みミサイル以上の兵器となる可能性が出てきたのです。
現実にどこまで研究が進んでいるのかは判りません。ネットなどにレールガンの実験動画が出ていますが、どうも少し古い映像のようです。コンピュータアニメーションも使われていますから実際はどうなっているのか、それはまだ秘密のベールに包まれているようです。
ただ、アメリカ海軍の発表によりますと、1分間に10発発射可能(6秒で一発)でスピードが時速7240キロ(マッハ5.9)射程は200キロが実現出来ているようです。
アメリカ軍の計画では、レールガンに求められている射程は370キロということですから、まだ研究は進められるでしょう。
5年から10年以内に艦船に搭載し、実戦配備が予定されているようですけど。
ミサイルでも速度がマッハ2を超えると迎撃が難しくなるそうです。先日台湾でミサイルを誤射してしまい、高速の弾頭が128キロ飛行し、しかも途中で違法操業の漁船を真っ二つにしています。台湾がこのような超音速ミサイルを持っていることがバレてしまい、蔡総統はかなり怒ったそうですが、時代はもう超音速ミサイルと、それを迎撃する新たな兵器に写って来たようです。
ミサイル迎撃にレーザー砲が研究されていましたが、レーザーは光線であって、雲などがあると散乱して効果がなくなります。(宇宙での兵器としては有効ですが)
これは原理的にどうにもならないもので、そこでこのレールガン(電磁誘導砲)が脚光を浴びてきたわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=fNLrQhn5nLo
電磁誘導は日本の得意とする技術です。リニア新幹線などで基礎技術は持っております。ただ兵器に使用する技術としては研究しておりませんでした。
レアメタルの応用技術として発展してきた磁性体の技術で、かつて膨大な電力を必要とし非現実的だった電磁砲も、今では現実的な軍事技術になっているはずです。
超音速で飛来する中共の核ミサイルを、もっと早い超音速レールガンの弾幕で防御出来れば、アメリカ軍の言う、「戦争の様相を決定的に変える『ゲームチェンジャー』」にもなりえます。
中共や北朝鮮の核ミサイルに対して、日本も核武装するという対抗策よりも、もはや核ミサイルを無用の長物と化す新兵器の開発こそ、我が国の防衛技術の神髄ではないでしょうか。
超音速と言う勝負の場で、いかに応答速度の速い接近自爆スイッチを作動させて破片を飛ばし敵ミサイルに当てるか、その弾幕の様相も研究対象になるでしょう。
いかにして射程を伸ばすか、発射間隔をいかにしてもっと早くするかなど、まだ研究は道半ばです。防衛省は「自衛隊に導入するためには米国側の技術協力が不可欠。」と述べ、さらに「日本側にも技術の蓄積がなければ(アメリカ側の)十分な協力が得られない」として我が国独自の研究開発を進める必要があると言うことで、今回の概算要求になったようですね。
砲弾は出来るだけ小さくして、発射の際に必要な電力量を軽減ししかも初速をさらに速くすることと連続発射が可能なようにしてミサイル防衛を完璧にして行くことが求められますね。
砲身を短く、そして軽くすることも実戦配備には必要でしょう。さらに近接自爆システムも超音速の敵ミサイル撃破をいかに完璧にするか、そしてこれまでの迎撃ミサイルと比して1発当たりのコストをどこまで低く抑えられるかも重要なテーマです。かなりの難問を乗り越えなければならないでしょう。
このレールガンは攻撃兵器ではありません。あくまでもミサイル防御のための兵器と位置付けて開発すれば問題は無いはずです。
つまり我が国でも現憲法下で開発することが可能な兵器であります。そして開発が進めば間違いなく「ゲームチェンジャー」になり得ます。
中共やロシアの弾道ミサイルや巡航ミサイル、核ミサイルを無力化できる可能性が大きいからです。
長い間、核保有国として恫喝を続けてきた中共とロシアです。しかしこの「ゲームチェンジャー」が登場すれば核による均衡は崩壊するでしょう。
再び世界は戦乱の国際社会になるのでしょうか。ロシアは核の均衡が崩壊することを望んでおりません。中共は日本が着手すればすぐにレールガンの開発を始めるでしょう。
日本から情報が漏れないように注意しなければなりませんね。
レールガンとは、初速を火薬で行った後、電磁誘導を用いて加速し、射程を伸ばす大砲で、日本でも電磁砲として第二次大戦中に研究を行っていました。
欧州では火薬を多段に爆発させて加速する「ムカデ砲」などを開発していましたが、V2号などのミサイル兵器が登場して時代はミサイル開発へと移っていきました。
しかしアメリカは研究を続けていたらしく、磁性体などの開発も進みミサイル以上の兵器となる可能性が出てきたのです。
現実にどこまで研究が進んでいるのかは判りません。ネットなどにレールガンの実験動画が出ていますが、どうも少し古い映像のようです。コンピュータアニメーションも使われていますから実際はどうなっているのか、それはまだ秘密のベールに包まれているようです。
ただ、アメリカ海軍の発表によりますと、1分間に10発発射可能(6秒で一発)でスピードが時速7240キロ(マッハ5.9)射程は200キロが実現出来ているようです。
アメリカ軍の計画では、レールガンに求められている射程は370キロということですから、まだ研究は進められるでしょう。
5年から10年以内に艦船に搭載し、実戦配備が予定されているようですけど。
ミサイルでも速度がマッハ2を超えると迎撃が難しくなるそうです。先日台湾でミサイルを誤射してしまい、高速の弾頭が128キロ飛行し、しかも途中で違法操業の漁船を真っ二つにしています。台湾がこのような超音速ミサイルを持っていることがバレてしまい、蔡総統はかなり怒ったそうですが、時代はもう超音速ミサイルと、それを迎撃する新たな兵器に写って来たようです。
ミサイル迎撃にレーザー砲が研究されていましたが、レーザーは光線であって、雲などがあると散乱して効果がなくなります。(宇宙での兵器としては有効ですが)
これは原理的にどうにもならないもので、そこでこのレールガン(電磁誘導砲)が脚光を浴びてきたわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=fNLrQhn5nLo
電磁誘導は日本の得意とする技術です。リニア新幹線などで基礎技術は持っております。ただ兵器に使用する技術としては研究しておりませんでした。
レアメタルの応用技術として発展してきた磁性体の技術で、かつて膨大な電力を必要とし非現実的だった電磁砲も、今では現実的な軍事技術になっているはずです。
超音速で飛来する中共の核ミサイルを、もっと早い超音速レールガンの弾幕で防御出来れば、アメリカ軍の言う、「戦争の様相を決定的に変える『ゲームチェンジャー』」にもなりえます。
中共や北朝鮮の核ミサイルに対して、日本も核武装するという対抗策よりも、もはや核ミサイルを無用の長物と化す新兵器の開発こそ、我が国の防衛技術の神髄ではないでしょうか。
超音速と言う勝負の場で、いかに応答速度の速い接近自爆スイッチを作動させて破片を飛ばし敵ミサイルに当てるか、その弾幕の様相も研究対象になるでしょう。
いかにして射程を伸ばすか、発射間隔をいかにしてもっと早くするかなど、まだ研究は道半ばです。防衛省は「自衛隊に導入するためには米国側の技術協力が不可欠。」と述べ、さらに「日本側にも技術の蓄積がなければ(アメリカ側の)十分な協力が得られない」として我が国独自の研究開発を進める必要があると言うことで、今回の概算要求になったようですね。
砲弾は出来るだけ小さくして、発射の際に必要な電力量を軽減ししかも初速をさらに速くすることと連続発射が可能なようにしてミサイル防衛を完璧にして行くことが求められますね。
砲身を短く、そして軽くすることも実戦配備には必要でしょう。さらに近接自爆システムも超音速の敵ミサイル撃破をいかに完璧にするか、そしてこれまでの迎撃ミサイルと比して1発当たりのコストをどこまで低く抑えられるかも重要なテーマです。かなりの難問を乗り越えなければならないでしょう。
このレールガンは攻撃兵器ではありません。あくまでもミサイル防御のための兵器と位置付けて開発すれば問題は無いはずです。
つまり我が国でも現憲法下で開発することが可能な兵器であります。そして開発が進めば間違いなく「ゲームチェンジャー」になり得ます。
中共やロシアの弾道ミサイルや巡航ミサイル、核ミサイルを無力化できる可能性が大きいからです。
長い間、核保有国として恫喝を続けてきた中共とロシアです。しかしこの「ゲームチェンジャー」が登場すれば核による均衡は崩壊するでしょう。
再び世界は戦乱の国際社会になるのでしょうか。ロシアは核の均衡が崩壊することを望んでおりません。中共は日本が着手すればすぐにレールガンの開発を始めるでしょう。
日本から情報が漏れないように注意しなければなりませんね。
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