産経の高木桂一「ここだけの話」欄に、「皇室への距離縮める『共産党』」という話がありました。
昨年末の衆院選で「躍進」を果たし意気上がる共産党が、党勢をさらに拡大させるために「『共産党イコール天皇制打倒』のイメージを抱く多数の国民の“共産党アレルギー”をやわらげることが不可欠だと判断したようだ」となっています。
厚生労働省が戦後毎年主催して開催している「千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式」に共産党の小池晃政策委員長が自民、民主両党など各政党の代表とともに初めて出席したというのです。昨年の5月26日の出来事でした。
同拝礼式には皇室の方々が必ず臨席されるため、これまで共産党は参加を見送ってきたのです。昨年は秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまがご臨席されておりました。
小池政策委員長は、眞子さまとご同席されたのですね。
高木氏は、これまで日本共産党がいかに「天皇制排除」を緩め、次第に皇室に近づいてきたかを振り返っています。
最初は平成11年のこと。不破委員長が軍服姿の明治天皇の土人形を秘蔵していると言う記事がある著書に掲載されました。
郷土人形の収集家として知られる不破元議長でしたから、「深い意味はない。土人形の歴史のひとこまだ」という言訳けでしたが、「軍服姿の明治天皇」とはこの頃の共産党には不似合いでしたね。
しかしここで初めて不破委員長は、デンマーク女王主催の晩餐会で天皇陛下との同席を果たしたそうです。さらに翌年は、「国民の祝日」でありながら党職員の勤務規定により休日にしてこなかった「建国記念の日」(2月11日)と「みどりの日」(4月29日。現在は「昭和の日」)、「天皇誕生日」(12月23日)を新年から「休日扱い」に改めることを決めたそうですから、ここで不破共産党は日本共産党であることを再確認したと言うことでしょうか。
西暦が2000年になった時で、ソビエト共産党はその10年前に崩壊しています。
そして平成16年1月の第23回党大会において、いわゆる「宮本綱領」にあった天皇制についての「民主主義及び人間の平等の原則と両立しない」として「君主制を廃止」とされていたそれまでの表現を削除し、全面改定したことがあったそうです。
天皇が「憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきもの」という進駐軍の言葉を引用したようですが、ともかく天皇制との共存を容認したわけです。
次が平成18年9月に、秋篠宮妃紀子さまが第3子となる悠仁さまを出産された時、「しんぶん赤旗」は囲み記事で「元気な赤ちゃんが誕生したことは喜ばしい」とする志位和夫委員長のコメントを掲載したことです。
当時は、天皇陛下のお世継ぎ問題で女性天皇という話題がしきりにサヨクの間で言われ始めていました。そんな時、サヨクの元締めでもある「赤旗」にこのような囲み記事が掲載されたのは、共産党の“天皇観”が微妙に変化してきたことを示すものだ、ということです。
そして今年、陛下のご感想として述べられた「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」というお言葉を、小池氏は「すばらしい」としてツイッターで紹介したと言うことです。
もちろん共産党ですから「満州事変に始まるこの戦争」というくだりの解釈は、私とは全く異なっているかも知れませんが、それでもこのことで議論が出来るならばそれは素晴らしいことだと思います。
いまだに「天皇が『お言葉』を述べるのは憲法違反」との立場をとる共産党の国会議員は、国会の開会式を欠席しているのはどうしてでしょうか、そんなことも議論してみたいですね。
天皇陛下が「満州事変に始まるこの戦争」と述べられ、大東亜戦争とも太平洋戦争とも述べていないことに注意をすべきかと思います。
大戦の最後には「核兵器」が用いられました。これはまさに人類の最終戦争・ハルマゲドンの様相を示しています。
ハルマゲドンとは聖書に出て来る言葉で、人類が最後に「善」と「悪」に分かれて戦う戦争のことだとされています。だから「満州事変に始まるこの戦争」で、ついに人類は「悪」を勝たせてしまったというのが私の感想であります。
ですから勝ったアメリカは、それを「善」の勝利と偽装するために様々な画策を凝らさなければなりませんでした。その一つが「日本国憲法」であると思います。
それからアメリカは「善」を偽装するために様々な戦いを強いられます。「悪」の勝利によって「悪魔(サタン)」が呼び寄せられるのです。ソビエト共産主義との戦いでは勝利したアメリカですが、次は「中華人民共和国」という化け物と戦うように仕向けられています。
もちろん「イスラム過激派」というデイモンも頻繁にアメリカを苦しめます・・・
これが私の「満州事変に始まるこの戦争の後」の解釈ですが、さて、日本共産党はどのように解釈するのでしょうか。
厚生労働省が戦後毎年主催して開催している「千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式」に共産党の小池晃政策委員長が自民、民主両党など各政党の代表とともに初めて出席したというのです。昨年の5月26日の出来事でした。
同拝礼式には皇室の方々が必ず臨席されるため、これまで共産党は参加を見送ってきたのです。昨年は秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまがご臨席されておりました。
小池政策委員長は、眞子さまとご同席されたのですね。
高木氏は、これまで日本共産党がいかに「天皇制排除」を緩め、次第に皇室に近づいてきたかを振り返っています。
最初は平成11年のこと。不破委員長が軍服姿の明治天皇の土人形を秘蔵していると言う記事がある著書に掲載されました。
郷土人形の収集家として知られる不破元議長でしたから、「深い意味はない。土人形の歴史のひとこまだ」という言訳けでしたが、「軍服姿の明治天皇」とはこの頃の共産党には不似合いでしたね。
しかしここで初めて不破委員長は、デンマーク女王主催の晩餐会で天皇陛下との同席を果たしたそうです。さらに翌年は、「国民の祝日」でありながら党職員の勤務規定により休日にしてこなかった「建国記念の日」(2月11日)と「みどりの日」(4月29日。現在は「昭和の日」)、「天皇誕生日」(12月23日)を新年から「休日扱い」に改めることを決めたそうですから、ここで不破共産党は日本共産党であることを再確認したと言うことでしょうか。
西暦が2000年になった時で、ソビエト共産党はその10年前に崩壊しています。
そして平成16年1月の第23回党大会において、いわゆる「宮本綱領」にあった天皇制についての「民主主義及び人間の平等の原則と両立しない」として「君主制を廃止」とされていたそれまでの表現を削除し、全面改定したことがあったそうです。
天皇が「憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきもの」という進駐軍の言葉を引用したようですが、ともかく天皇制との共存を容認したわけです。
次が平成18年9月に、秋篠宮妃紀子さまが第3子となる悠仁さまを出産された時、「しんぶん赤旗」は囲み記事で「元気な赤ちゃんが誕生したことは喜ばしい」とする志位和夫委員長のコメントを掲載したことです。
当時は、天皇陛下のお世継ぎ問題で女性天皇という話題がしきりにサヨクの間で言われ始めていました。そんな時、サヨクの元締めでもある「赤旗」にこのような囲み記事が掲載されたのは、共産党の“天皇観”が微妙に変化してきたことを示すものだ、ということです。
そして今年、陛下のご感想として述べられた「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」というお言葉を、小池氏は「すばらしい」としてツイッターで紹介したと言うことです。
もちろん共産党ですから「満州事変に始まるこの戦争」というくだりの解釈は、私とは全く異なっているかも知れませんが、それでもこのことで議論が出来るならばそれは素晴らしいことだと思います。
いまだに「天皇が『お言葉』を述べるのは憲法違反」との立場をとる共産党の国会議員は、国会の開会式を欠席しているのはどうしてでしょうか、そんなことも議論してみたいですね。
天皇陛下が「満州事変に始まるこの戦争」と述べられ、大東亜戦争とも太平洋戦争とも述べていないことに注意をすべきかと思います。
大戦の最後には「核兵器」が用いられました。これはまさに人類の最終戦争・ハルマゲドンの様相を示しています。
ハルマゲドンとは聖書に出て来る言葉で、人類が最後に「善」と「悪」に分かれて戦う戦争のことだとされています。だから「満州事変に始まるこの戦争」で、ついに人類は「悪」を勝たせてしまったというのが私の感想であります。
ですから勝ったアメリカは、それを「善」の勝利と偽装するために様々な画策を凝らさなければなりませんでした。その一つが「日本国憲法」であると思います。
それからアメリカは「善」を偽装するために様々な戦いを強いられます。「悪」の勝利によって「悪魔(サタン)」が呼び寄せられるのです。ソビエト共産主義との戦いでは勝利したアメリカですが、次は「中華人民共和国」という化け物と戦うように仕向けられています。
もちろん「イスラム過激派」というデイモンも頻繁にアメリカを苦しめます・・・
これが私の「満州事変に始まるこの戦争の後」の解釈ですが、さて、日本共産党はどのように解釈するのでしょうか。
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