本年もどうそこのブログをよろしくお願いいたします。
さて、今年は波乱の年になりそうですね。もちろん元凶は隣国・中共です。
昨年、経済破綻を迎え、それを隠して「財政出動」による成長を遂げようとしたようですが、すでにその効果は無くなり、経済は一気に老化が進んでしまって、ハードランディングリスクが高まってしまったようです。
人民元が高くなり、輸出依存度の高い中共経済は圧迫され、あらゆる分野における余剰資金の逃げ道として、「アジアインフラ投資銀行」を発案提唱など必死の対策を講じておりますが、まだ効果は出ておりません。
習政権は大国であることを誇示するように、米国主導のIMF、日本主導のアジア開銀に対抗して「アジアインフラ投資銀行」を提唱しているようです。この対抗意識は来年は特にアメリカに対して強く出るかも知れません。
中共は、アメリカが支配するパナマ運河に対抗する運河を、ニカラグアに建設しようとしております。反米のニカラグア政府が中共の企業に400億ドル、10年計画の大型プロジェクトとして発注し、その開発費の代替として100年間の利用権を中共に与えると言うものです。
この新しい運河は深さ22m、全長286km。最大25万トンの載荷重量を持つメガコンテナ船が通過可能ということで、アメリカに対する敵意丸出しの挑戦状のように見えます。
これでニカラグアに大量の中国人が入り込み、アメリカを牽制することになるでしょう。もちろんアメリカが黙って見ているとは思いませんが・・・
従軍慰安婦問題にケリが付きそうになって来たら、今度は「旧日本軍にアメリカ人捕虜が食べられた」などとする本がヒットして、その映画までが作られてしまいました。反日アメリカ人グループが作ったようです。
また、南京虐殺もこれから世界に展開していく動きが出てきています。安倍外交が成果を上げつつあることに対する危機感が、これらのグループに「悪の旧日本軍」というレッテル貼りを活発化するような行動として出てきているようです。
レームダックで逃げ腰のオバマ大統領の任期はあと2年。 その間に出来るだけ対外侵略をやっておこうと考えているらしい中共。
そして世界中に出ていく中国人の行儀の悪さに、世界中が嫌悪しはじめています。
違法操業の中共の漁船は、一昨年にパラオ共和国の警備隊によって撃沈され、今年になってインドネシアでも爆撃されました。
さらに、台湾でも警備船から「催涙弾」が撃ち込まれるなど、周辺国は容赦なく撃退するようになっています。
しかし我が国は、拿捕したり罰金を上げる法改正をしたり、あの厚顔無恥な中国人に対して何の効果も及ぼさないような対策しか打っておりません。
日本政府は、違法操業する中共の船に対して、「爆撃すれば中共政府から怒られる」とでも思っているのでしょうか。
怒られたら怒り返し、軍が出てきたらこちらも自衛隊を出して応戦するくらいの意識でないと、とても国家維持など出来ないと言うこと、判らないのでしょうか。
軍隊が向き合うようになって、始めて政府間交渉が成り立つのですよ。ことなかれ主義で何もせず、ただ「外交発言」で文句を言っても、何の意味もありません。これが国際社会の常識ですね。これくらいでは戦争なんかにはなりません。
下地半島にある航空機滑走路、あそこに航空自衛隊を配備する案が出ていましたが、「そんなことをしたら中共を刺激する」などと言う理由で実現しませんでした。そしたら今度、沖縄県知事になった翁長氏は、あの飛行場を中共に貸与しようとしているという噂です。
そのうちあそこに中共の空軍がへばりつく可能性もあるのではないでしょうか。
このような日本政府の「事なかれ主義」は、戦後の教育が生み出した「覚悟の無さ」が原因ではないでしょうか。
そこで私の今年の年賀状には・・「覚悟ある国家たれ」・・という言葉を書きました。これは政府・外務省だけでなく日本国民にも言えることかも知れません。
例えば日本文化に於ける結婚とは、愛し合う2人のゴールではなく、「人生における覚悟」であるはずです。
この覚悟とは、未知なる未来への出発点に立ったという覚悟です。愛し合う2人のゴールであるなら、そこで人生が終わりという意味にもなってしまいますからね。
もしかしたら、少子化の原因もここらへんにあるのでは?
日本政府に覚悟が無ければ、国民にもなかなか覚悟が伝わりません。
敗戦でアメリカ流が入ってきて、一番失われたものが、この「覚悟」ではないかと思うのです。
「日本を取り戻す」とは、この「日本人としての覚悟」を取り戻すことであり、憲法改正の問題とはまた異なっているように思うのです。
新年になって難局に向かう我が国ですが、先ずは政府・外務省にこの「覚悟」を見せてほしいですね。
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