2013年1月3日木曜日

オスプレイ、自衛隊で購入か?


沖縄配備で、中共に操られる日本人たちと、もめにもめたオスプレイ。 しかし、安全性と効率の良さ、そしてスピードと、どこを取っても文句なしの飛行機。

昨年末に飛び込んできたニュースに、2013年度の予算にオスプレイの調査費が計上されることになったというのがありました。
調査費と言っても、安全性を調査するなどというばかばかしい調査ではなく、自衛隊への編入を念頭に、その可能性を調査するというもの。

防衛省内には、国民感情(サヨクのデマによるもの)や費用対効果の観点から慎重論もあったようですが、ヘリコプターよりも安全でスピードが出せて、運搬能力が高いとなれば、少々高くてもお買い得というものです。
オスプレイの価格は、運用システムも含めて、一機当たり約100億円。
戦闘用ヘリコプター「アパッチ」が50億円ちょっとですから、約二倍のお値段です。
しかし、軍用として運用するのであれば、オスプレイが登場した時点で、もはやヘリコプターは時代遅れの兵器になってしまった感がありますから、購入は必須でしょう。

ただし、このように性能があまりに進化した兵器の場合は、これまでの運用とは異なる手法が必要となるため、どうしても事前の調査が必要になります。
その調査にお金をかけることが、今回の予算計上の意味でしょう。
オスプレイの場合、ヘリコプター巡洋艦「ひゅうが」などからの離発着が可能かどうかがポイントになりますが、まずこの点は大丈夫でしょう。もっとも、格納庫、整備システムなど、一部に改造を余儀なくされる部分はあるでしょうけど。

エンタープライズ級の大型空母が、次第に時代遅れになりつつあります。馬鹿げた運用費用が一番の問題であることと、世界の安全保障には隻数が不足してしまうことなど、海軍の効率的運用の観点から見直しが始まっているようですね。
もちろんその中には、中共の南シナ海、東シナ海、さらに太平洋での軍事衝突対策も含まれるのでしょう。しかし、もっと地球規模での、人権抑圧監視衛星ネットワークと、人権の侵害(内戦も含む戦闘初期)に対して即効性のある介入(戦闘終結)のためのシステムの構築も目標となるのではないでしょうか。
不正武器取引、麻薬、人身売買、闇臓器売買などのおぞましい事態の終結を目指す取り組みです。麻薬組織などは、もはや一国の軍隊では抗しきれないほど大きくなってしまいましたからね。

また、航空機の進歩も関係があるようです。次期主力戦闘機のF35シリーズなどは、垂直着艦も可能であり、また非常に短い滑走で離陸することも可能、そして無人飛行も可能です。
軍用航空機は、すでに滑走なしで離着陸する時代になリ始めたようですから、小型空母で隻数を増やした方が、作戦には使いやすいということではないでしょうか?

小型空母とヘリコプター巡洋艦は、相互運用可能にして、非常時にはF35がヘリコプター巡洋艦でも離発着可能にすることも必要なのでは? 整備とか格納はともかくとして。

オスプレイのヘリコプター巡洋艦への搭載は、今後の海上自衛隊の重要な要素になりそうですね。やがて小型空母も必要になるでしょう。 F35の次の戦闘機は、垂直離発着が常識となってくるでしょうから。

現代の戦争は、やるとすればミサイル戦争。ミサイルの照準は飛行場の滑走路。そこを叩いて敵の制空能力を麻痺させ、自国が制空権を確立することから始まるわけです。しかし、滑走路の不要な戦闘機と、輸送機を主力にすることで、このような初期戦闘方式は変わるはずです。

そして、このオスプレイ購入で、アメリカへの経済復活貢献とすることもできるはずです。ほんの少しでも、アメリカに雇用を生み出すでしょう。
同時にそれは、日本国内の景気回復にも貢献するはずです。

さらに考えると、日本はオスプレイのライセンス生産をアメリカに対して要求すべきではないでしょうか?
オスプレイ型の航空機は、軍用だけでなく一般の運輸、旅客用などにも有効なはずです。ですから国産化することには意味があります。
100機発注し、それ以降は日本国内でライセンス生産させろ・・・などと要求するわけです。

戦闘機の垂直離着陸はF35とその後継機にまかせて(すなわちアメリカに任せる)も、輸送機は日本でも開発するという申し出です。
ライセンス生産ということは、アメリカに莫大なお金を支払うことになりますが、それでも国産化をした方がいいでしょう。
技術の蓄積は、我が国をさらに強靭にしていきますから。

オスプレイ型輸送機は、今後の航空輸送機の主流になるかも知れませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿