2012年3月4日日曜日

先を越された無人機投入、中共海軍。東シナ海で・・


日中が衝突する東シナ海で、ついに中共海軍が無人機を投入してきました。
日本が無政府状態で、増税がどうの、公務員の給与引き下げだのと内向きの萎縮行為をやっている間に、中共は着々と日本侵略の歩を進めているようです。

日本側は無人機を開発していはいないようで、さらにF35の納期とか価格が不安定な状態にあります。
もはや待ったなしで軍事技術の高度化を進めないと、中共は東シナ海からグァム島あたりまで出てくるでしょう。
グァム島近海からだと、アメリカがミサイル射程に確実に入ります。中共悲願の対米平等、軍事バランスが釣り合うことになります。

石油メジャーの保護のために中東に入れ込み過ぎたアメリカ。戦費調達で作ったサブプライムローンのつけは、全アメリカ国民を中共の核の脅威に晒すという形で払わされるとは・・・

今回登場した無人機は、農作業などで農薬散布に使う無線ヘリコプターを改良したものということですが、問題はその操縦方法。
無人機はロボットとは違います。あくまでも操縦するのは人間で、その操縦席を実機から離したというだけのもの。
中共の無人ヘリコプターが、どこまで改造されていたのか、正確な情報は掴めておりませんが、今後の戦闘には無人機が必須ということは敵も判っているようです。

無人機の問題点は、その無線バンドの帯域を食いすぎるという点でしょう。
なにしろ、500Mbyte/秒以上のスピードで情報交換がされないと、無人機の操縦は出来ないということですからね。
特に、音速以上で飛行する戦闘機では、もっと帯域を与えないと、作戦行動は無理かも知れません。
アメリカの偵察機がイラン上空で捕獲され、晒し者になってしまったことは記憶に新しいところ。さらなる進歩と改良が必要です。
機上に搭乗しているのと同じ感覚で、地上の操縦席から操縦し、飛行体はその指示道りに制御されなければ意味がありません。違うところは、万が一敵機に触れて大破しても、操縦士はかすり傷ひとつ追わないということです。この場合、最後に取られるべき指示は、特攻と同じ「自爆」命令ではないでしょうか?
無人機の秘密を取られないために・・・

今回の中共の無人機が、どのような衛星通信を使っていたのかは判りませんが、中共が現在必死にGPS衛星を上げていることは確かで、まもなく無人戦闘機が尖閣上空に現れるかも知れません。
開発力の弱体化したアメリカ。F35すら、いつ納入可能になるのか判らず、しかもソフトウエア開発にてこずって価格がうなぎ登り・・・
F35は無人操縦も可能な戦闘機ですから、無線の帯域をさらに多くなるのかも知れませんね。何万という数のセンサーから受け取った情報を瞬時に操縦席に送り、操縦席の計器判断によってなされる操縦の信号を、瞬時に飛行中の機体に送り姿勢を制御することが、いかに大変なことか。
しかも信号は衛星で中継されて送られますから、どうしても若干の遅れが生じます。その遅れをいかに小さくし、敵よりも早い攻撃を達成するか、そこが開発のポイントではないでしょうか?

中共の無人機投入によって、いよいよ国境防衛のスクランブルは有人機では出来なくなってきます。
スクランブルを掛けて相手を追い出そうにも、無人機であれば接近距離がより近くなってくるはず。
有人機ではどうしても恐怖があって接近できません。無人機にもて遊ばれるだけ。国内上空に深く入り込まれて、制空権を取られてしまう恐れが大きいのでは?

飛行機が飛べない空母と、ワリヤーグを揶揄しても、小型化した無人戦闘機ならば可能かも知れません。
そして、有人戦闘機よりも、無人戦闘機のほうが怖いことも意識すべきではないでしょうか?

日本が、小型化した無人戦闘機を作れば、それはあの 「ひゅうが」などからの離陸も可能かも知れません。いや、可能にすべきではないでしょうか。

南京虐殺の最近の扱いを見ても、中共が日本を挑発していることは明らか。きっと先に撃たせたいのでしょう。真珠湾の時のように。

それに嵌ることはいけませんが、戦闘の準備だけはしておくべきでしょう。そのためには、まずは無人戦闘機の開発が不可欠では・・・

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