2010年10月19日火曜日

パキスタン、劉暁波氏へのノーベル平和賞に反対声明

今度中共から、原子力発電設備に対する莫大な援助金を受けることになったパキスタン。
さっそく劉暁波氏へのノーベル平和賞に因縁をつけてきました。
劉氏が中共の法律で有罪判決を受けていることを指摘し「平和賞に値するようなことは何もしていない」として反対の立場を鮮明にしました。

東南アジアなどからは、尖閣列島事件のあと、日米安保が頼りなくなったことで危機感が生まれ、中共の脅威を感じていることが伝わってきます。
しかしイスラム同胞があれだけウイグルで痛めつけられているにもかかわらず、イスラム教国パキスタンの中共礼賛には、貧しさに負けた国家の哀しさが伝わってきますね。
それにしても「国際法や文明的な行いの規範の擁護に打ち込んでいることをパキスタンは高く評価する。中華文明の人間愛の精神は世界の輝ける見本だ」とはどういうことでしょうか?
いくらキリスト教文化の欺瞞性に対する批判がしたいとしても、対比に中華文明をもってくることはないでしょう。
あの尖閣列島ビデオを公開したら、同じことが言えますでしょうか?

同じく中共からの投資を歓迎していたイタリアは、まだ沈黙を守っています。コロシアムを赤くライトアップしてまで、投資を歓迎した直後のノーベル平和賞決定です。沈黙するしか手段はないでしょうね。

同じ親中共の台湾・馬政権の呉敦義行政院長(首相)は、劉暁波氏の受賞を「人権活動家であり、大陸(中国)で自由、人権を訴えてきた」とたたえ、授賞決定を「人権、自由、民主という普遍的価値観が肯定された」と評価していますが、これはもしかしたら閣内不一致ではないでしょうか。

中共擁護の発言には、注意して見ると必ず利益誘導があり、反中的意見には「真相への情熱と畏敬」があるようです。
日本の民主党の岡田幹事長と原口元総務相の尖閣列島空中視察に関する論争でも、中共で利益を出しているイオンと関係のある岡田氏は、原口氏に電話で視察を中止するように申し入れています。
岡田氏の言い分は、「中共を刺激するから」と言うもの。しかし日本国民が刺激されていることについて岡田幹事長はどう思っているのでしょうね。

中共に対し苦々しく思っている国民は多いはず。いくらサヨク・マスコミが隠蔽しようとも、ここまで馬鹿にされては怒らない方が不思議なくらいです。
船長釈放で怒った国民がデモを組織していることも間違いないはず。この数が、今後も増えていけば、次回の総選挙でそれが反映されることも間違いないでしょう。(キャッチアップしてくれる政党がないことがネックですが・・・)
報道しないことで国民を騙すマスコミが勝つか、ネットや月刊誌、外国紙で情報を掴む国民が勝つか・・・来年の後半は地デジ化が始まり、グーグルテレビも出てくるでしょうし、日本語翻訳された外国テレビもネット回線を使って始まるでしょう。
いやでも東京裁判史観の日本とは大きく違ってくるでしょう。

今回の尖閣列島事件で人質になったフジタの社員達。しかしこれで未だに日本は遺棄兵器処分費を中共に支払っていることがわかりました。
小泉政権で止めたはずの莫大なODAも、形を変えて現在も行われていることが判りました。これはどうやら原因は日本側の既得権にあるようです。
すなわち中共に対する援助金に仕掛けられたペイバックシステムに群がる日本企業群。こんなところに税金が垂れ流しされているのを放置しておいて、何が「事業仕分け」なのでしょうか? 何が「日本の破産(借金時計)」なのでしょうか?
自民党時代に作られたこのような売国法案と売国企業を、さらにグレードアップしたような民主党政権とはいったい何でしょう?
こんなことをしているから、中共に馬鹿にされるのではないでしょうか?

何とかしてこの中共への援助金(?)の実態のすべてを、白日の下にさらけ出したいものですね。
ネット回線を使って・・・

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