横須賀基地に機構している原子力潜水艦ミシガンが、10月1日に日本のマスコミに公開されました。
尖閣列島を狙って日本に圧力を掛けている中共に対する対抗策として公開されたようです。1万6千トンを超える排水量と全長は約170メートルの巨大な潜水艦は、もともと核攻撃可能な潜水艦でしたが、1994年の核戦略の見直しで核ミサイルを降ろし、トマホーク巡航ミサイル154発が搭載可能にされているとか。
今回の作戦には105発が搭載され、北京と上海に照準を合わせているとか。
日本のマスコミに内部を公開したとは言っても、原子炉をはじめ深度計などの機密部分は公開せず、日米安保が機能していることを中共にアピールする狙いでの公開ということ。
原子力潜水艦を多数保有している中共であっても、現在はまだ対潜哨戒技術においてはアメリカ及び日本に大幅に遅れをとっています。
特に日本の無音潜水艦には恐怖すら感じているようで、それが尖閣列島の無理やり領有権主張の背景にあるということ。
日本のマスコミは、中共の指示を受けているのかどうか、盛んに海底資源ゆえの尖閣奪取を報じています。しかし南シナ海の半島にトンネル型の原潜基地を作っている中共にとって、東シナ海とをつなぐ尖閣列島付近が日本領であることはきわめてまずい状況となるであろうことは、地図を見れば一目瞭然です。
ガス田掘削は目くらましの表面的ゼスチャーに過ぎず、実際は太平洋侵攻のためにどうしても必要な海域と言うことでしょう。
このことは逆に言えばアメリカにとっては太平洋の覇権を中共に許してしまうかどうかの問題でもあります。
台湾が中共の一部であることを認めてしまったアメリカ。尖閣列島も中共に渡してしまえば太平洋の危機ということにもなります。
さりとてこれまで認めてきた中共との条約を保護には出来ず、まさか太平洋への中共の覇権を認めることも出来ず、尖閣列島を日本領土として日米安保により介入することが、アメリカが出来る唯一残された防衛手段である・・・ということではないでしょうか?
ネット上に氾濫する尖閣諸島の中共領有を援護する過激な書き込みも、歴史を捻じ曲げる陰謀としか見えませんけど。
中共は原子力空母も作り始めています。目的は原子力潜水艦の作戦をサポートすること。つまり東シナ海と南シナ海の覇権を確保し、アメリカと太平洋を2分割することを目指す戦略があるからこそ、どうしても尖閣列島が必要なのでしょう。
ですから今後も尖閣列島領有のための手を緩めることは無いでしょう。どんな卑劣な手段を講じても取りに来るのは必定。そのことを忘れてはいけないでしょう。
アメリカが使う外交的手段に人権外交があります。すでに民主化の活動家にノーベル平和賞を与え、そのことで中共に圧力を掛け始めました。対する中共は金融危機にあってどうにもならなくなっているイタリアなどに、経済支援などを使って働きかけ、欧州の人権外交の封じ込めを行っています。
これらの微笑外交は、中共の軍事的優位が確立されるまでのこと。尖閣列島が中共の手に落ちて、太平洋の派遣が確立し、アメリカがハワイまでの半分を譲歩するようになったら、中共は欧州でも牙をむくでしょう。ナチスドイツの教訓を、欧州は忘れてしまったのでしょうか?
中共政府は、この劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に「劉暁波は中共の法律を犯し、現在服役中の犯罪者だ。その彼に平和賞とは平和賞の権威を貶めるもの。断固抗議する」という談話を発表しています。
しかし、その中共の法律そのものが世界の道徳に反するものであることは尖閣列島事件からも明らかです。
便衣兵とか偽装漁船、日本への政治・マスコミへの介入。それを許容している日本サヨクの売国活動など、中共の犯罪的行為は止むことがありません。
仙谷由人官房長官の「中共に迷惑をかけたことは間違いの無い事実」という発言も、どこまで本当のことを知っていて言っているのやら。
アメリカが書いた「日本軍悪者論」をそのまま信じきっている様子が伺えます。もう少し考え方を変えてほしいものですね。
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