2020年11月30日月曜日

ペンシルベニアの判決

トランプ陣営がペンシルベニアで起こしていた「不正投票疑惑」について、ペンシルバニアの司法はトランプ陣営の訴訟を却下しました。

しかし、バイデン候補の当選を認定することは、27日に開かれる「公聴会」まで待つように指示したのです。

公聴会とは、ペンシルベニアで不正投票の事実を見た人達が、宣誓供述書を持って告白した内容を議員達の前で発表する集会です。
そしてその場には民主党議員の姿は無く、ほとんどが共和党の州議会議員だけだったようです。
そしてそこに呼ばれていたドミニオン社の証言者は来ませんでした。

さて、公聴会が終わってバイデン勝利の認定が行われるのかと思いきや、地元の議員団が提訴していた訴訟(共和党の州議会議員の行っていた不正選挙に関する訴訟)で、パトリシアA.マッカロー裁判官は、「ペンシルベニア州の予備選挙証明書の差し止め命令は適切に発行されており、支持されるべきである」という判決を下したのです。

よくは判りませんが、ある弁護士のツイッターによりますと、どうもこれは「ペンシルベニア州の第一審裁判所は、2020年の選挙はペンシルベニア州では違憲である可能性が高いと判断し、州議会に選挙人を選択する権限を与えています」とのことです。

ジュリアーニ弁護団は、ペンシルバニアの司法から却下された訴訟を、次に連邦最高裁に上告する段取りを取っているようですが、もし選挙人選出をペンシルベニア州議会議員によって選出するとなれば、州議会には共和党が多いですから、そのままペンシルベニアの選挙人はトランプ側が取ることになると思います。(その方が早いですね・・RINOが居なければ)

「ペンシルベニア州の第一審裁判所は、2020年の選挙はペンシルベニア州では違憲である可能性が高いと判断し、州議会に選挙人を選択する権限を与えています」)

候補者トランプの弁護団が起こした訴訟を却下し、バイデン勝利の認定を待たせ、公聴会を開き、そして州議会議員らの訴訟を受け入れる・・・ペンシルベニア州司法の心意気なんでしょうか?

トランプ大統領が叫んできた「アメリカファースト」というスローガンは、明らかに「グローバリズム」に対する対抗概念で、アメリカの部分を変えることでどの国家にも当てはまり「国家主義」という意味になるわけです。
また、ここにペンシルベニアを当てはめると「ペンシルベニアファースト」というわけで、ここの裁判所はまさにこれを述べ、不正に侵されたペンシルベニアの大統領選挙の投票を排除し、州議会議員での選挙人指名をするように促したのではないでしょうか。

これは他の州にも影響を与えると思います。例えば「ミシガンファースト」であり「ネバダファースト」です。
即ち、今回の大統領選挙は「アメリカファースト」対「グローバリズム」の戦いと言うことになるのだと思います。

例えば、11月23日に元国防長官のマティス氏のForegnAffairsの記事では、「アメリカファーストはアメリカを孤立させるだけでしかない。安全保障の現在は同盟関係を重視すべきだ」というように述べました。

これに対してポンペイオ国務長官はFoxニュースですぐに反論し、「この考え方は大きな間違いだ。グローバリストは各国・各民族の利益を弱体化しようとしている。政界や経済界、科学技術界の少数の巨頭で国境を越えて、彼等は彼らの利益を優先している」と述べました。

アメリカが軍事的にも経済的にも強くなること(アメリカファースト)が、なぜアメリカを孤立させると言うのか、マティズ氏の考え方が解りません。
現在中共がアメリカから盗み、アメリカと交易し、アメリカの中で親中派を作っているのは、アメリカがそれだけ強国であると言うことです。

マティス氏は「アメリカだけでは自国を守ることが出来ない」と断定しているようですが、その真意も解りません。

そして世界各国は、この強いアメリカとの同盟を望んでいるのであって、弱くなったアメリカとの同盟などを望むわけもありません。

グローバリストが使うのは資本(資金)面だけです。その資金を使って世界に君臨しようとしているだけです。しかし資金だけでは何も創れません。そこに「人の情熱」が加わらないと資金は生きないのです。

第二次大戦後、核と近代兵器による軍事開発が進みました。レーダーが高度化していく中で、アメリカ軍はすぐにステルス戦闘機の開発に着手します。
このアイディアはもともとナチスの秘密兵器開発から押収したものらしいのですけど。

ここに莫大な資金が投入されています。そしてその資金は、ステルス戦闘機開発の情熱(アメリカ人の情熱)があって初めて成功に結び付いたものです。(資金還元が出来るようになったわけです。)
その後の生産は、資金だけあれば例え情熱が覚めても可能です。グローバリストはそこを勘違いしているのかも知れませんね。

このようなことを総括したスローガンが「アメリカファースト」だと思います。
そして「ペンシルベニアファースト」につながり、不正が疑われている投票をペンシルベニアの司法は許せなかったのでしょう。このような心情がグローバリストには理解できないようですね。

「アメリカファースト」から励起されている民主主義に基づいた国家主義が、アメリカを更なる主導国にすることを祈念いたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿