2017年4月13日木曜日

朝鮮戦争は未だ継続中

アメリカ・オバマ政権のまやかしの平和宣言のおかげで、すっかり超大国から滑り落ちてしまったアメリカ。
我慢の限界を超えた共和党がドナルド・トランプ氏を担いで政権を奪還しました。政治経験のないトランプ大統領に、民主党とその裏側に居るリベラル達が、トランプ氏とその側近にロシアとのあいだで選挙違反があったのではないかと調査を進めています。
アメリカ・リベラルは冷戦時代の前からソビエトとの関係があったようですから。調べやすいのかも知れませんね。

さて、共和党政権は凍結されている世界の諸問題をアメリカ優位の内に片づけようとしています。
北朝鮮の核を含む軍事技術が世界の反米国家へ流れ、テロや弾圧に使われ始めましたからそのコネクションを潰そうと言う訳です。

中心になっているのが北朝鮮。何とか北朝鮮から眼をそらせようとする世界のリベラルが、マスコミを動員しているようです。アメリカはシリア問題で紙面とテレビニュースを埋め尽くしたようです。
日本では民進党によって「森友問題」で目隠しをしてしまい、北朝鮮有事対策が全く出来ておりません。新潟でちょっとだけ小学生の避難訓練が行われただけでした。

北朝鮮の危機をマティス長官やティラーソン国務長官が日本政府に知らせたにも拘わらず、民進党は有事法案の審議を森友学園問題を使ってさせませんでした。中共と同じように、民進党も国民の命などなんとも思っていないのでしょうね。

一方、韓国ではTHAAD配備を巡って朴大統領を止めさせた北朝鮮親派(リベラル?)が、次期大統領で北朝鮮と同じになるかどうかというチャンスを掴んでいます。5月9日に大統領選挙ですが、それまでに北朝鮮と戦争再開をしたいアメリカです。
ただし、韓国に安哲秀(アン・チョルス)という候補が出てきました。野党第2党「国民の党」から出てきましたが、彼は米韓政府間の合意したTHAAD配備計画は尊重し実施すべきだと主張しております。

アメリカの思惑は、金正恩氏が切れやすい性格であることから、軍事圧力を高めればミサイルを撃つだろうという作戦です。ミサイルがどこかに打ち込まれれば直ちに核施設や化学兵器施設を攻撃できます。

もし金正恩氏が先制攻撃を躊躇し、5月9日の韓国大統領選挙を待つようなことであれば、そのための「斬首計画」も動いているようです。
オサマビンラディン氏を撃ち殺した特殊部隊が韓国に入るようです。「ネイビー・シールズのチーム6」が動くようですが、その情報が韓国マスコミを通じて北朝鮮に漏れているそうです。
どうやって国内の金正恩氏の居所を抑えるのかは判りませんが、チーム6は強襲作戦を成功させるエリート部隊で、要人暗殺、大量破壊兵器の発射基地や貯蔵施設などの破壊が主な任務です。

韓国で行っているシナリオ別シミュレーション訓練・キーリゾルブには1万人以上が参加しているとか。もし北朝鮮のミサイル攻撃で韓国よりも日本の被害が大きければ、民進党の「森友での目隠し」が原因でしょう。

逆に韓国では、どうやらアメリカ軍からマスコミに情報を提供しているようです。金正恩氏個人に圧力を掛ける目的かも知れません。耐えきれずにミサイルを発射すれば思惑通りになるでしょう。もちろんそうしなくても、このような情報によって北朝鮮内部が混乱状態になることを意図した作戦に思われます。

これらの作戦は「作戦計画5015」というパッケージで、この中には多種多様な作戦と戦術が備蓄してあるそうです。
それをリークしながら、北朝鮮内部に揺さぶりを掛けているとも考えられます。

中共の習主席をシリア空爆を見せつけながら北朝鮮問題に巻き込み、暗黙の了解をしたような印象を世界に伝えたトランプ政権です。次はロシアに朝鮮戦争再開を伝え「手を出すな」と言わなければなりません。
シリアのアサド政権を支援するロシアと、「反体制勢力」を支援して居るアメリカです。化学兵器(サリン)の被害者が病院へ搬送される上空をロシアの無人偵察機が飛行していたという情報から、アメリカ政府はこの攻撃にはロシアが参加していたと結論付けております。

さて、4月11日ティラーソン国務長官がモスクワのブヌコボ空港に到着しました。ラブロフ外相との会談に臨む長官ですが、プーチン大統領との会談は予定されていないそうです。
ティラーソン氏がエクソンモービルの最高経営責任者だった時、プーチン大統領とは協力関係にあったティラーソン国務長官ですが、この難しい局面でロシアの了解を得ることが出来るでしょうか。
ティラーソン長官の記者会見で少しわかるかも知れません。

そして気になるのが日本の「拉致被害者」です。対策を協議し、その救出のための特別立法でも審議しなければいけなかった時間、森友問題でさせなかった民進党のおかげで、何の準備も出来ませんでした。
空爆がなされれば、おそらく北朝鮮はアメリカの空爆によって拉致被害者は殺されたと言うのではないでしょうか。それを楯に安倍政権の責任を追及する民進党の悍ましい姿が目に浮かびます。

拉致された邦人保護をすれば、金政権が倒れた後で「多額の礼金が出る」などとするビラや、放送をすべきでしたね。そうすれば、もしかしたら北朝鮮内でかくまわれたかも知れません。今となっては手遅れでしょうけど・・・

自衛隊の特殊部隊は、今回のアメリカの作戦に参加可能なのでしょうか。法案が何も審議されていませんから、無理でしょうね、きっと・・・

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