中共が東シナ海を偵察するたびに、日本から自衛隊機がスクランブル発進をします。日本の領空識別圏に侵入してくるからです。
日本の防空識別圏に対して、侵略の意図をもって中共が設定した防空識別圏。その実効支配を世界に示したい中共が、偵察を目的にY9情報収集機を飛ばしているようですが、それが日本のレーダーに捉えられて自衛隊機が領空侵犯を未然に防ぐためにスクランブル発進を掛けることは当たり前です。
Y9情報収集機とは、ロシア製のY8輸送機を改造した機体に情報収集基材を積み込んだもの。
10月3日に尖閣諸島に向かって南下してきたため、自衛隊機が緊急発進(スクランブル)を掛け、追い出したわけです。
その後防衛省統合幕僚監部は、日本領空に接近した中共の軍用機に対し、掛けたスクランブルが415回に達したと発表しました。
これは前年度に比べて約36%増えていることを示し、ロシア機の359回よりも多いということです。
この日本の領空防衛に対して、中共国防省の楊宇軍報道官が、「(スクランブルは)日中間の空の安全に関わる問題の根本原因だ。日本には誤った手法をやめるよう求める」と発言しました。
防衛省の発表したスクランブルの回数を上げて、「日本が公表した回数こそまさしく、日本の中共軍機に対する追跡や監視、妨害が増えたことを表している」と非難したとか。
日本の常識で考えると、この楊宇軍報道官の述べていることの意味が解らないはずです。特に「日本の誤った手法」とはどういう意味で言っているのかが判りません。
日本はどの国の航空機であれ、日本の領空識別圏に無断で入ってくればスクランブルを掛けるのは当たり前です。無断で入ってくる方が悪いのです。
しかし中共の意識は、おそらく「中共という戦勝国に対し、敗戦国の日本は言う事を聞く(従う)のが正しい」と言うような勝手な解釈が前提にあるのでしょう。
さらには「大中華の意思に小日本は従え」というニュアンスもあると感じます。そしてそうすることは華人の常識であり、国際常識などとは関係ない中華思想(Racism)の常識なのです。
この華人の常識に照らして「日本の誤った手法」という発言をしているのでしょう。日本は「日本の常識」であって国際社会が認める常識で対処すれば良いだけです。
さらにこの発言がなされたことを分析しますと、中共のパイロットが東シナ海への飛行を怖がっているとも取れます。
空自のパイロットは侵犯機を追い出すために、侵犯機のパイロットが日本領空外に出ざるを得なくなるような接近飛行を続けるわけですから、中共側の作戦の実施が出来なくて、無理をすると錯覚で失速し墜落する恐怖もあるのかも知れません。
未熟なパイロットでは、事故の危険もあります。もし錯覚による操縦ミスで墜落すれば、中共は自衛隊機のスクランブルのせいにするでしょう。
一発の弾丸も飛ばず、自衛隊機の接触もなく、自身の操縦ミスで墜落したとしても、これで中共は軍隊を出さざるを得なくなります。
そうしないと国内が治まらないからです。しかし、まだそれが出来る準備が整っていないために、あのような発言が出てきた・・・と考えられないでしょうか。
中共が東シナ海に軍隊を出して来たら、自衛隊は出動せざるを得ません。自国領海を侵されることに対する防衛出動は憲法でも認められていると解釈されているからです。
アメリカの国防次官・ロバート・ワーク氏は、9月30日、日本領海への中共の尖閣諸島をめぐる侵略意図について、「米国の太平洋地域の盟友が脅威にさらされれば、米国は武力でこれに対応する」と述べました。
米国外交学会で講演した時に述べた言葉で、、「尖閣諸島は日本の施政下にあり、第5条の適用対象だ。尖閣諸島を奪い取ろうとする者があれば、われわれはこれに対応する。それはアジアの同盟における礎だからだ」ということです。
オバマ政権やアメリカ国務省はどう考えているか知りませんが、少なくともアメリカ軍・国防省は対中外交で軟弱なオバマ政権に対して苛ついているであろうことは理解できます。
尖閣諸島が日本の施政下にあること、即ちそれは侵入者に対してスクランブルを掛けているということと同義なのです。
漁業活動も出来なくなり、報道のための航空機も飛べなくなり、実効支配に陰りを見せ始めた尖閣海域ですが、それだけに空自のスクランブルだけが実効支配として残されているわけです。
中共は、この最後のポイントを突き始めました。
安倍政権の閣僚には、中共に経済援助をしてバックペイをもらった議員達も入り込んでいるようです。彼らが安倍政権を裏切っているのかも知れません。
何を言われても空自には頑張ってほしいですね。例え中共軍機がミスを犯して墜落したとしても・・・
Y9情報収集機とは、ロシア製のY8輸送機を改造した機体に情報収集基材を積み込んだもの。
10月3日に尖閣諸島に向かって南下してきたため、自衛隊機が緊急発進(スクランブル)を掛け、追い出したわけです。
その後防衛省統合幕僚監部は、日本領空に接近した中共の軍用機に対し、掛けたスクランブルが415回に達したと発表しました。
これは前年度に比べて約36%増えていることを示し、ロシア機の359回よりも多いということです。
この日本の領空防衛に対して、中共国防省の楊宇軍報道官が、「(スクランブルは)日中間の空の安全に関わる問題の根本原因だ。日本には誤った手法をやめるよう求める」と発言しました。
防衛省の発表したスクランブルの回数を上げて、「日本が公表した回数こそまさしく、日本の中共軍機に対する追跡や監視、妨害が増えたことを表している」と非難したとか。
日本の常識で考えると、この楊宇軍報道官の述べていることの意味が解らないはずです。特に「日本の誤った手法」とはどういう意味で言っているのかが判りません。
日本はどの国の航空機であれ、日本の領空識別圏に無断で入ってくればスクランブルを掛けるのは当たり前です。無断で入ってくる方が悪いのです。
しかし中共の意識は、おそらく「中共という戦勝国に対し、敗戦国の日本は言う事を聞く(従う)のが正しい」と言うような勝手な解釈が前提にあるのでしょう。
さらには「大中華の意思に小日本は従え」というニュアンスもあると感じます。そしてそうすることは華人の常識であり、国際常識などとは関係ない中華思想(Racism)の常識なのです。
この華人の常識に照らして「日本の誤った手法」という発言をしているのでしょう。日本は「日本の常識」であって国際社会が認める常識で対処すれば良いだけです。
さらにこの発言がなされたことを分析しますと、中共のパイロットが東シナ海への飛行を怖がっているとも取れます。
空自のパイロットは侵犯機を追い出すために、侵犯機のパイロットが日本領空外に出ざるを得なくなるような接近飛行を続けるわけですから、中共側の作戦の実施が出来なくて、無理をすると錯覚で失速し墜落する恐怖もあるのかも知れません。
未熟なパイロットでは、事故の危険もあります。もし錯覚による操縦ミスで墜落すれば、中共は自衛隊機のスクランブルのせいにするでしょう。
一発の弾丸も飛ばず、自衛隊機の接触もなく、自身の操縦ミスで墜落したとしても、これで中共は軍隊を出さざるを得なくなります。
そうしないと国内が治まらないからです。しかし、まだそれが出来る準備が整っていないために、あのような発言が出てきた・・・と考えられないでしょうか。
中共が東シナ海に軍隊を出して来たら、自衛隊は出動せざるを得ません。自国領海を侵されることに対する防衛出動は憲法でも認められていると解釈されているからです。
アメリカの国防次官・ロバート・ワーク氏は、9月30日、日本領海への中共の尖閣諸島をめぐる侵略意図について、「米国の太平洋地域の盟友が脅威にさらされれば、米国は武力でこれに対応する」と述べました。
米国外交学会で講演した時に述べた言葉で、、「尖閣諸島は日本の施政下にあり、第5条の適用対象だ。尖閣諸島を奪い取ろうとする者があれば、われわれはこれに対応する。それはアジアの同盟における礎だからだ」ということです。
オバマ政権やアメリカ国務省はどう考えているか知りませんが、少なくともアメリカ軍・国防省は対中外交で軟弱なオバマ政権に対して苛ついているであろうことは理解できます。
尖閣諸島が日本の施政下にあること、即ちそれは侵入者に対してスクランブルを掛けているということと同義なのです。
漁業活動も出来なくなり、報道のための航空機も飛べなくなり、実効支配に陰りを見せ始めた尖閣海域ですが、それだけに空自のスクランブルだけが実効支配として残されているわけです。
中共は、この最後のポイントを突き始めました。
安倍政権の閣僚には、中共に経済援助をしてバックペイをもらった議員達も入り込んでいるようです。彼らが安倍政権を裏切っているのかも知れません。
何を言われても空自には頑張ってほしいですね。例え中共軍機がミスを犯して墜落したとしても・・・
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