2014年4月5日土曜日

河野談話の真相、資料が出てきた

河野談話は平成5年8月に当時官房長官だった河野洋平議員が発表した従軍慰安婦の存在を認めるようなニュアンスを持った文書を「談話」として発表したものです。
それ以降、歴代内閣はサヨク議員達に「河野談話を踏襲するか」などと問われ、「する」と言わせる魔女裁判のような異常な国会質疑が行われ続けてきました。
はっきり「する」と言わないと韓国が騒ぎ、日韓関係を重視する内閣はこの恫喝に常に負け続けてきました。
そしてそれによって韓国は経済的利益を上げてきたことも事実でしょう。

この河野談話の問題部分は、「慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理および慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧によるなど、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、さらに、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。」と記された部分で、なぜこのような文章になったかが、このたびはっきり資料で判ってきたと言うことです。

「従軍慰安婦」とは朝日新聞が捏造した言葉で、韓国側が作った言葉ではありません。しかし一度この言葉が発表されると韓国は盛んに使うようになり、日韓関係で問題にするようになりました。
もともと朝日新聞は日本軍の悪行を非難することで、日本が再軍備しないように国民を洗脳することが目的だったはずです。これはアメリカの意向に沿う事であり、戦後GHQによって朝日新聞が偏向させられてからの社是ともなった敗戦工作で、それによって朝日新聞社の既得権を守ってきたのでしょう。

日本政府は従軍慰安婦を認めることはしませんでしたが、騒ぐ韓国を鎮めるために名目を考えながら資金供与をしてきました。事なかれ主義の典型であり、強請り(ゆすり)に負けた無力外交が展開されたわけです。
強請りに負ければ相手側はさらにエスカレートすることは当然で、騒ぎはますます大きくなり収集のための交渉が始まります。韓国政府は、「慰安婦に関して日本軍の関与を認めれば、それで収まる」などという甘言を日本政府にしてきたわけです。暴力団と同じ「ゆすり」の手法ですね。

この甘言に乗せられたのが、当時の官房長官だった河野洋平氏で、そして発表された文書がいわゆる「河野談話」だったわけです。談話としたのは、他に呼びようが無いからでしょうね。

今回公表された資料は、この時の河野洋平官房長官と韓国政府との間で交わされたやり取りの模様で、交渉の過程の内部記録文書です。(産経新聞社が入手したと言うもの)

まず、河野談話の基礎となる元慰安婦への聞き取り調査ですが、これについてこの内部文書には「必要最小限の形でいわば儀式として実施することを検討」と書かれているそうです。
それは、この強請りから抜け出すためには「ある段階で強制性に関する日本政府の認識を示すことが必要」という間違った考えからスタートしたことから、このような発想になったようです。

また、韓国側が何を求めているかについて、「背景には、朝鮮半島出身の女性が自ら進んで従軍慰安婦になったわけではない旨、日本側が明確に認めるべきだとの考えがある」との文章があることから、日本軍の強制性を強調することが必要との認識になっていたということが判ります。
ともかく早く「強請り」から抜け出すことを意図していたのでしょうが、このような暴力に対峙する場合はどうしたらいいか、警察に相談しても「ゆすりには妥協するな」というのではないでしょうか。

一応日本軍または政府が直接「強制」的に行ったと解釈されかねない形での強制性の認定については慎重に書こうとはしたらしく、「今までの調査結果を超えることとなるばかりでなく、本件とは異なるいわゆる『強制連行』問題にも影響を与える可能性がある」などと問題があることは認識していたようです。

そこで、最初に提案された文章は「一部には軍または政府官憲の関与もあり、自らの意に反した形により従軍慰安婦とされた事例があることは否定できない」としたようですが、その後に韓国側との擦り合わせで、結局上記のような文章になってしまった・・と言うのが本当のところのようですね。

この様な当時の記録に対して、韓国がどうするかは判りません。現在は「竹島は我が国の固有の領土」と2014年版外交青書に記載したことを「でたらめな主張を繰り返したことに強い遺憾の意を表明する」などとでたらめなことを言いだしています。
さらに「強引な主張を繰り返すことは、日本が帝国主義の侵奪の歴史から抜け出せていないことを示し、韓日関係や北東アジアの平和と安定を深刻に損なうことを認識するべきだ」という言い方で迫っています。

韓国が従軍慰安婦をちょっとお休みしていると、そこに中共が援軍を出します。「中国大陸のみならず台湾や東南アジアなど各地に広がった慰安所で、最大で30万人の慰安婦が存在し、このうち約68%が中国出身者だった」などと言いだしました。
中共が捏造する時は、かならず30万人が出てきます。南京の場合と同じですね。

このままで、世界中が飽き飽きするまで中共に嘘を言わせまくるのも良いかも知れませんね。
我が国は、中韓よりも先に国内の反日を退治しなければなりませんからね。

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