2012年9月16日日曜日

中共大使、任命直後の突然死


中共寄りで日本の国益にそぐわないとされる丹羽宇一郎中共大使が解任され、その後に着く予定だった西宮伸一氏が、東京都渋谷区松濤の自宅近くの路上で倒れ、救急搬送され、懸命な蘇生処置がなされたにもかかわらず死亡いたしました。
享年60歳、若すぎる死でした。

警察の発表によりますと、「病気が原因で事件性はない」とのことですが、本当でしょうか?
何か持病を持っていて、そこに中共大使という最も大変なポストが飛び込んで、そのための過労死かも知れませんが、だとしたらどのくらい大変な仕事だったのか、報道してもらいたいですね。

西宮伸一氏は経済担当外務審議官としてアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席。さらに環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への日本参加をめぐる対米など各国との調整を行い、ロシア・ウラジオストクで今月8、9日に開かれたAPECの際の野田佳彦首相と胡錦濤国家主席の日中首脳による非公式会談にも立ち会った人物。
すなわち外交のプロでした。

彼がどのような交渉を行っていたのかは良くわかりませんが、中共との尖閣諸島をめぐるやり取りで、かなり手ごわい交渉力を持っていたのかも知れません。
自分に都合が悪いと、なんでもやって自国有利に導く中共。そのために西宮氏を殺害したのではないでしょうね。
死因など、はっきりと伝えてほしいものです。そうしないと、それでなくても悪化している日中関係のこと、すでに官製デモはサンフランシスコにまで波及しています。世界中で騒いで尖閣奪取を計ろうという中共の戦略が、交渉力の強い新大使を殺したのではないかという疑いを持たれてしまいますよ。

西宮氏は路上で急に倒れて死亡したとか。そう聞いただけで、かつてのオウム真理教事件を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
突然倒れた被害者の死亡原因として、「有機リン酸系のガスを吸い込んだ」などと報道されていた事件です。

それが殺人事件だったことは、その後オウム真理教が行っていたことがはっきりしてから判断できたこと。
それも、サリンガスの入手先は誤魔化されたまま終結した事件でした。
オウムのサティアンというところでサリンガスが作られたという報道でしたが、その後、取り壊されるサティアンのプラントを見て、ある識者が「これは覚せい剤のプラントであって、これではサリンガスは作れない」と述べていたことを思い出します。

何かが隠されているオウム真理教事件。その陰にあったのは、ある独裁国家の暗殺技術の確立ではなかったのか、などと疑ってみる必要もあるのではないでしょうか?
そして、その暗殺技術が、今回、西宮氏に使われたのではないか・・・という疑念もあるということ。

突然の無念死となった西宮伸一氏。その周辺に、彼と共に働いていた外交官もいるはずです。彼らから西宮氏の最近の交渉の内容などを聞けば、中共にとっての西宮氏の位置づけがわかるはずです。
そしてこの後の人事で、死亡した西宮氏に代わって誰が中共大使に任命されるかも注視する必要があるでしょう。

日中間に横たわる疑念は、中共側だけでなく、日本国内にもあるはずです。いわゆる中共利権という既得権を持っている日本の担当部署の絡みです。
これ以上日中間がまずくなると、「その既得権がどうなるか・・」、というような「脅し」は中共側からかけられるでしょう。
そんな既得権を持つ勢力が、西宮氏の就任を恐れたのかも知れません。

日中関係は開戦前夜の様相を帯びてきています。
そして中共などの共産主義独裁国家は、日本的交渉など、何の重みも感じていません。
そこに登場した西宮氏。どんな交渉を展開する予定だったのでしょう・・・・

ご冥福をお祈りいたします。

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