2011年5月1日日曜日

民主党・菅首相、経団連からも批判される

東日本大震災からまもなく3ヶ月。いっこうにはっきりしない民主党の災害対策ですが、仮設住宅などの着工も用地確保などが後手に回り、なかなか大変なようです。
被災地の非難所を回った菅首相でしたが、対策の骨子も不明確な状態で、ご皇室の方々を真似たような慰めの言葉を掛けたため、被災者からの評判も悪いようですね。(菅氏は政権与党、政治的・経済的対策をすることがお仕事!)

経団連の米倉弘昌会長からも、「間違った陣頭指揮が混乱を引き起こす元になっている」などと批判され、東京電力福島第1原子力発電所の事故対応では「(首相が)感情に流されて激怒したり、閣僚が(東電)国有化を口にして国民の不安感を引き起こすのは問題だ」などと厳しく指摘されています。

それにしても、菅首相がすぐに「非常事態宣言」を出さなかったことに対しては、なぜ批判されないのでしょうか?
いまだにその宣言はなされておりません。このままでいいのでしょうか?

あの震災のあと、多くの車が都内の道路で渋滞していました。倒壊家屋が無かったため、被災者救助の支障にはならなかったようですが、もし倒壊家屋が多ければ、救助隊の活動に大変な障害になったでしょう。
そういう場合は、運転者はただちに道路脇に車を停車させ、その場にエンジンキーをつけたまま安全な場所に避難するか、自宅まで徒歩で戻るかが義務付けられます。緊急車両の通行の邪魔にならないようにするためです。
この時、国家非常事態宣言がなされていれば、自動車の放置は問題になりません。通常の道路交通法は一時的に停止されますから。しかしそれがなされていなければ、車を路肩に止めると駐車違反、あるいは自動車保管法違反に問われることになります。
罰金刑が課せられますが、まさかその罰金を被災地救援に使おうなんて馬鹿なことを考えていたから非常事態宣言を出さなかったなんてことはないでしょうね。

被災地で津波でめちゃくちゃになった自動車が沢山道路を封鎖しています。これらの車も放置された自動車。ナンバーから持ち主を特定し、自動車保管法違反で罰しなければならないはずです。なぜなら国家非常事態ではないのですからね。
だから通常の法律が適用されます。民主党の議員さんは警察権力を使って、3ヶ月近くも放置されたままの自動車の持ち主を、ナンバーで特定して罰金を取るべきでは?
それをすれば、民主党の支持率はもっと下がるでしょうけど・・・法律は法律です。

菅首相を首相の座から引きずり降ろそうとする動きがあるようですが、こんな時政局ばかりの我が国の政治家にはあきれております。しかし現状、これほどひどい政権(鳩山政権も含めてですが)は日本では見たことがありません。無政府状態にあるように思えて仕方がないのです。

自衛隊の活躍がクローズアップされ、アメリカ軍の活躍にも日本国民の多くが感謝しています。
多くの義捐金を送ってくれた各国国民にも日本国政府は、それらの国のマスコミを通じて感謝を表明しているようです。
なぜか台湾だけを除いて・・・中共に媚を売る民主党だからでしょうか?
しかし台湾の方々からの義捐金はすでに140億円を超える額に達しそうだとか。それでも我が国政府は無視し続けております。

以下の話が日本が無政府状態にあると言う根拠。
ある日本の若い女性がこのことに気づき、インターネットで「日本人として何としても台湾の方々に、感謝の言葉を伝えるべきだ!」というメッセージを発信。広告のための寄付金振込み口座を設けたところ、わずか1週間でかなりの金額が集まったとか。支持する人たちもどんどん膨らみ、このお金で台湾の新聞、テレビに日本国民からの感謝の気持ちを流し、伝えることが出来るそうです。そして、余ったお金は災害復興に寄付されるとか。

菅内閣も民主党も、そしてついでに自民党も不要、国民はしっかりと、民主党発の無政府状態に馴染もうとしているように見えてきます。
決して良いことではありませんけど・・・

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