東日本大震災の津波で被害を受けた福島原子力発電所。その処理水の海洋放棄がまだ決まらないようです。
「海洋放棄」がみっともないと述べる小泉環境大臣の言い分はほおっておいても構わないでしょうが、韓国はそれを根拠に因縁を付けようと狙っているようです。
しかし処理水の海洋放棄は、国際的にも認められたものです。「希釈して海洋放出」という意味は解りません。海洋に捨てるのに何故希釈するのか、処理水はそんなに高濃度なのか・・そんなわけはないと思うのですが。
処理水は汚染水とは違います。
汚染水とは原発で1次冷却水として使われていた水が外部に漏れた場合で、それと薄いなどが混ざった水の事を言います。
この汚染水から、人体に危険な放射性物質を取り除き、安全にした水が処理水なのです。
未だ海洋投棄が行われていないのは、この処理水の中に「トリチウム」が含まれているからだそうです。トリチウムとは日本語で三重水素のこと。水の分子に水素が一つ多い者を重水、即ち三重水素と言います。
たしかに放射性物質ですが、半減期は12.32年ですから、最初に出来た処理水はあと4~5年でベーター崩壊が完了するでしょう。つまり単なる水になるということです。
トリチウムは生活用水にも含まれています。水道水にもペットボトルで買った水にも含まれます。もしトリチウムを除去した水が作れたとしても、高くて消費用にはならないと思います。
何故普通の水の中にもトリチウムが存在するかと言えば、宇宙線などが分子に当たって、何らかの弾みで水素が一つ他の分子にとりこまれてしまうようです。
ですから汚染水とは放射線を自然界よりも多く浴びた水ですから、トリチウムが多く含まれているということになるわけです。
津波で破壊された福島の原発には、まだ未処理の汚染水があるわけですから、それを処理すればますます処理水は溜まって行きます。
しかし、トリチウムの半減期である12.4年を過ぎれば単なる水になります。ですから貯め続けたとしても場所を喰うだけで、我々の管理可能時間内で無害投棄出来る様になります。
「国際的安全基準以下に薄めて投棄」と言うことですが、海水を組み上げて「国際的安全基準以下に薄めて」、それから再び海洋に投棄するのでしょうか。
だったらそのまま捨てても同じような気がするのですけど。
原子力発電は原爆や核実験のような爆発による放射能拡散とは違います。小さなペレットを水に入れて(水は減速材です)発熱させ、そのお湯でタービンを回す仕掛けです。
入れる水が1次冷却水で、高温になりますから、その外側も海水などで冷やします。これが2次冷却水です。2次冷却水は核物質には触れませんから放射線の心配はありません。
津波事故で電源が失われ、1次冷却水の循環が止まってしまい、核ペレットが循環しない水の中で高温になって溶けて流れ出したわけです。チャイナシンドロームなどという言葉が馬鹿げていたことがハッキリしたのは、溶けた核ペレットは周囲の水が蒸発して無くなれば、冷えて再び固まったからです。
高温にさらされた1次冷却水が流れて溜まったところには細かい放射能物資が含まれるでしょうから、これが汚染水というわけです。
この汚染水に外部から水を掛けたり、雨水などが混ざってしまったため、汚染水としての量がかなり増えたのでしょう。
これらの水を集めて、微小な放射性物質を除去した後の水が処理水です。
核物質の怖さは、その放出する放射線によって火傷をすると言うことにあります。太陽光で日焼けし過ぎると命の危険があります。赤外線ストーブの熱で水ぶくれが出来た経験のある人も多いでしょう。これらは皮膚の下の、まだこれから皮膚になろうとしている細胞を破壊されるからです。
紫外線よりももっと波長の短い放射線は、さらに身体の奥まで届き、そして放射線障害(体内火傷)となるわけです。しかし原発から出てくる放射性の汚染物質は、核爆弾の放出する汚染物質に比べれば極めて少ないはずです。
中共が大気圏内核実験をしていたウイグル自治区の、放射性粉塵はおそらく現在も大陸内に拡散し、風にのってぐるぐる周りながら、住民を苦しめていることでしょう。
ちょうどシルクロードの地域に当たり、1978年頃の核実験の最中にNHKの取材などで当地に入った夏目雅子氏が、その後「甲状腺障害」となり、そして「急性骨髄性白血病」で逝去したことはご存知の通りです。おそらく空気中の微細な核物質を吸い込んでしまったからでしょう。
核爆発は、微細な放射能物質を大気中にばら撒く実験ですから、そこに取材やロケで人を送り込めばどうなるか、夏目氏とNHKの間に何があったかは知りませんが、こんなことを平気で行うNHKが、福島の原発事故では「原発反対」を積極的に取り上げています。
我々はもう少し、核物質について知る必要がありますね。
しかし処理水の海洋放棄は、国際的にも認められたものです。「希釈して海洋放出」という意味は解りません。海洋に捨てるのに何故希釈するのか、処理水はそんなに高濃度なのか・・そんなわけはないと思うのですが。
処理水は汚染水とは違います。
汚染水とは原発で1次冷却水として使われていた水が外部に漏れた場合で、それと薄いなどが混ざった水の事を言います。
この汚染水から、人体に危険な放射性物質を取り除き、安全にした水が処理水なのです。
未だ海洋投棄が行われていないのは、この処理水の中に「トリチウム」が含まれているからだそうです。トリチウムとは日本語で三重水素のこと。水の分子に水素が一つ多い者を重水、即ち三重水素と言います。
たしかに放射性物質ですが、半減期は12.32年ですから、最初に出来た処理水はあと4~5年でベーター崩壊が完了するでしょう。つまり単なる水になるということです。
トリチウムは生活用水にも含まれています。水道水にもペットボトルで買った水にも含まれます。もしトリチウムを除去した水が作れたとしても、高くて消費用にはならないと思います。
何故普通の水の中にもトリチウムが存在するかと言えば、宇宙線などが分子に当たって、何らかの弾みで水素が一つ他の分子にとりこまれてしまうようです。
ですから汚染水とは放射線を自然界よりも多く浴びた水ですから、トリチウムが多く含まれているということになるわけです。
津波で破壊された福島の原発には、まだ未処理の汚染水があるわけですから、それを処理すればますます処理水は溜まって行きます。
しかし、トリチウムの半減期である12.4年を過ぎれば単なる水になります。ですから貯め続けたとしても場所を喰うだけで、我々の管理可能時間内で無害投棄出来る様になります。
「国際的安全基準以下に薄めて投棄」と言うことですが、海水を組み上げて「国際的安全基準以下に薄めて」、それから再び海洋に投棄するのでしょうか。
だったらそのまま捨てても同じような気がするのですけど。
原子力発電は原爆や核実験のような爆発による放射能拡散とは違います。小さなペレットを水に入れて(水は減速材です)発熱させ、そのお湯でタービンを回す仕掛けです。
入れる水が1次冷却水で、高温になりますから、その外側も海水などで冷やします。これが2次冷却水です。2次冷却水は核物質には触れませんから放射線の心配はありません。
津波事故で電源が失われ、1次冷却水の循環が止まってしまい、核ペレットが循環しない水の中で高温になって溶けて流れ出したわけです。チャイナシンドロームなどという言葉が馬鹿げていたことがハッキリしたのは、溶けた核ペレットは周囲の水が蒸発して無くなれば、冷えて再び固まったからです。
高温にさらされた1次冷却水が流れて溜まったところには細かい放射能物資が含まれるでしょうから、これが汚染水というわけです。
この汚染水に外部から水を掛けたり、雨水などが混ざってしまったため、汚染水としての量がかなり増えたのでしょう。
これらの水を集めて、微小な放射性物質を除去した後の水が処理水です。
核物質の怖さは、その放出する放射線によって火傷をすると言うことにあります。太陽光で日焼けし過ぎると命の危険があります。赤外線ストーブの熱で水ぶくれが出来た経験のある人も多いでしょう。これらは皮膚の下の、まだこれから皮膚になろうとしている細胞を破壊されるからです。
紫外線よりももっと波長の短い放射線は、さらに身体の奥まで届き、そして放射線障害(体内火傷)となるわけです。しかし原発から出てくる放射性の汚染物質は、核爆弾の放出する汚染物質に比べれば極めて少ないはずです。
中共が大気圏内核実験をしていたウイグル自治区の、放射性粉塵はおそらく現在も大陸内に拡散し、風にのってぐるぐる周りながら、住民を苦しめていることでしょう。
ちょうどシルクロードの地域に当たり、1978年頃の核実験の最中にNHKの取材などで当地に入った夏目雅子氏が、その後「甲状腺障害」となり、そして「急性骨髄性白血病」で逝去したことはご存知の通りです。おそらく空気中の微細な核物質を吸い込んでしまったからでしょう。
核爆発は、微細な放射能物質を大気中にばら撒く実験ですから、そこに取材やロケで人を送り込めばどうなるか、夏目氏とNHKの間に何があったかは知りませんが、こんなことを平気で行うNHKが、福島の原発事故では「原発反対」を積極的に取り上げています。
我々はもう少し、核物質について知る必要がありますね。
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