我が国の政治を見ていますと、選挙で選ばれたはずの政権が、国民の期待した動きをしません。例えば武漢肺炎の新型コロナウイルスが問題になり始めた今年の1月、安倍政権はそれでも中共からの旅行客を阻止しませんでした。
噂では「習近平主席の国賓来日」が予定されていたからだと言われています。
そしてそれは、習主席の国賓来日が中止された3月8日の直後に中共からの旅行客を封鎖したことから明らかなようです。
これだけではありませんが、何か我が国は中共に忖度することが多いことは、なんとなく感じられている方も多いのではないでしょうか。
もちろん「チュチェ思想」を持って北朝鮮の我が国に対するもぐりこみ方もすごいものがありますけどね。
中共は日本の官僚を誑し込んでいるようですし、北朝鮮は「新興宗教的アプローチ」で「反政府運動崩れ」の連中を誑し込んでいるようです。
彼らは我が国の裏道からやってきて、政府中枢をコントロールしようとしていますが、表門から堂々とやってくるのが、いつもアメリカ合衆国です。
日本の第二次大戦敗戦以降、アメリカは太平洋覇権を確立し、我が国と同盟を結びました。我が国の敗戦後に行った陸軍の解体と対照的に、ひそかに中枢を残した帝国海軍がありました。
アメリカ海軍の空母打撃群部隊は、帝国海軍が残した「空母艦隊の在り方」にアメリカ軍が修正を加え、さらに近代戦に合わせ作ったものであることを、昔、誰かに聞いたことがあります。
マッカーサー元帥が作った日本国憲法で、朝鮮戦争の時に日本の軍事援助を断られたアメリカ軍。さっそく「警察予備隊」という組織を作り上げました。そして共産主義から日本を護ることを目標に日米安全保障条約が締結され、やがてそれが日米同盟と呼ばれるようになっていきます。
日本国憲法では「(諸国の)公正と信義を信頼し」その信頼を元に軍隊を放棄しましたが、日本国民を拉致したり、尖閣海域を侵略しようとしている国家群のような、「公正と信義が信頼できない国家」に対してどうするかは記述されていません。(9条に於いてもです)
「公正と信義が信頼できない国家」は裏側から日本国内に入り込み、政治の中枢をしびれさせているようです。まるでウイルスのように。
アメリカ側は、こんな症状の出ている日本に対して、アメリカの都合で迫ってきます。「インド・太平洋構想」は日本の安倍政権が言い出したこと。それに準じて南シナ海と東シナ海の防衛を行う戦略が動き出し、そして今、「中共の封じ込め作戦」として日米同盟が動き出します。
それが「離島に特化した警備隊」の創設です。
その名も「国境離島警備隊」という他国では国境警備隊(これは軍隊組織ですが)といわれるものです。一応警察組織の一部と言うことですが、管轄範囲は尖閣諸島など沖縄県内の離党であり、島根県など他県からの要請があれば広範囲に展開されるそうです。
海上保安庁は国土交通省の管轄。この警備隊は警視庁の管轄です。
隊員は特殊部隊(SAT)」と同じ訓練がなされ、自動小銃なども使えるそうです。(いざと言う時は「現場の裁量に任せる」としておけば、一応ネガティブリストで動けますね)
来年度中には大型ヘリコプター1機を配備する予定で、離党に不法上陸した武装集団を発見した場合は、ヘリコプターから降下して相手を制するそうです。相手も武器を持っていることが前提ですから、かなりの訓練が必用となるでしょうね。(武装集団が反日日本人の場合もこの行動が機能すると思います)
先ずは沖縄県警に配備され、隊長以下151人態勢で動くそうです。創設予算は約71億円だそうです。
中共は、先ず漁船で攻めて来るでしょう。それが武装漁民である可能性が高く、そこでこの「国境離島警備隊」が出ていくわけです。
武力衝突が起きれば、海上自衛隊が対処しますが、漁民の背景には海警が居り、そしてさらに中共の海軍が居ります。もし中共側が本気で尖閣奪取に動くならば、海軍が派遣されることでしょう。
そうなれば日中武力衝突になります。
さて、現在アメリカ軍の海兵隊が組織再編を行っております。全面的な組織再編に向けた10カ年計画を策定し、南シナ海や東シナ海、台湾海峡などでの中共の覇権的行動を封じ込めるため、全面的な組織再編がなされます。
中東などでの「テロとの戦い」に軸足(ピボット)を置いてきた従来の姿勢を転換し、南・東シナ海周辺の島嶼部を拠点に中共海軍を封じ込めることを最重要課題に位置付ける内容の再編です。
2020年3月末に公表された再編計画文書「フォースデザイン(戦力設計)2030」には、「トランプ政権が2018年に発表した国家防衛戦略に基づき、海兵隊任務の重点を内陸部での対テロ掃討作戦から、インド太平洋地域でアメリカの「戦略的競争相手」である中共とロシアの脅威への対処に転換する」となっているそうです。
これと同期を取るように「国境離島警備隊」を組織した日本。公明党や、自民党内のパンダハガーを尻目に、台湾と尖閣(日本)、そしてハワイの自由を守るための布陣が着々と進んでいきます。
もしかしたら、中共が武漢ウイルスをばら撒いたのも、2月にハワイまで空母艦隊を派遣したのも、この計画を潰すことが目的だったのかも知れませんね。
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