武漢コロナウイルスのパンデミックによる世界的なマスクの欠乏が発生しました。それには反社会的団体のマスク買い占めと、高値誘導という社会現象が関与しているようです。
そういえば、今年1月から2月にかけて、中華人民共和国の指令で世界中の華僑が街でマスクを買いあさっていたという報告も上がっています。買い占めたマスクを、現在は「中共の世界への貢献」とばかりに「マスク外交」を進めている中共です。
「使い捨てマスク」が世界的に行き渡った時代ですが、このマスクを作るにはメルトブロウ方式で作られた不織布の目の細かいものが必用です。
日本で開発された不織布ですが、今は東アジアの国々で作られているそうです。マスク製造機は中共にあって、そこで大量に作られていて世界の需要のほとんどを賄っていたとか。
しかし武漢コロナウイルスが猛威を振るうようになって、この使い捨てマスクが急に品不足になってしまったわけですね。世界的需要爆発とは恐ろしいものです。
反社会的団体が目を付けるのも当然でしょうね。値が上がりますから・・・
そこでシャープを始め様々な工場がマスク生産を始めました。それでも品薄が続いていますが、どうやら価格の暴騰は避けられたようです。
そして世間は不織布の「使い捨てマスク」よりも布製の縫製加工したマスクを使うようになっていきます。
布製マスクの紙型がインターネット上に公開され、それを使って布を切って、表地と裏地を縫い合わせて、その中に薄く伸ばした綿を入れ縫って閉じます。耳に掛けるゴム紐を通す様にかがって。そこにゴム紐を通して出来上がり。結構手間がかかります。
しかしこの布にファッション性があり、黒いマスクやカラフルなマスクが出現して、結構高値でも売れているようです。
この傾向はアメリカなどでも同じようです。高密度の綿と、化学繊維や絹など静電気を帯びた素材を組み合わせると、空気中のエアロゾル粒子を効果的に除去できるとの研究結果を米シカゴ大などのチームが発表し、家庭などでマスクを手作りする動きも広がる中、関心が高まりそうだと言うことです。
この研究チームは直径が10万分の1ミリから1千分の6ミリまでの微小なエアロゾル粒子を実験装置で生成し、さまざまな素材の布に吹き付けて、そのフィルター効果を調べたそうです。
10万分の1ミリではコロナウイルスは抜けてきてしまいそうですが、フィルター効果には静電気による引きつけ効果もあり、有効なのでしょう。
ですから生地にはポリエステルとか純絹布が良いようだとか。
こんな研究もされていますから、市販の不織布の使い捨てマスクではコロナウイルスは通過してしまうことも判って来たようです。この研究に基づいたマスクを縫製加工すれば高値でも売れるかも知れませんね。
もっとも医療関係で使うマスクは(手術用など)もっと効果の高いマスクでしょうけど。
ミシンなども使える人なら、マスクの縫製加工など簡単でしょう。自由にデザインできますし、人にあげれば喜ばれる環境が出来ています。
自宅就業の方々は仕事で忙しいでしょうが、そうでなく暇をもてあそんでいる人ならマスクを作って「マスク外交」などしてみたらいかがでしょうか。
「安倍のマスク」も「マスク外交」の一種だと思いますし・・・
さて、布製マスクの問題は使った後の洗濯でしょう。
洗濯機に突っ込んで、他の洗濯物と一緒に洗濯する人も居るでしょうし、こまめに洗面所で石鹸などを使って洗う人も居るでしょう。
そこでマスク用洗濯機を作れば売れるのではないかと考えました。
そうしたら、もうそういうメーカーが現れております。クラウドファンディングで資金を集めて開発販売を仕掛けていますが、そのホームページがありました。
https://www.makuake.com/project/uvcled2/?utm_source=criteo_mak&utm_medium=display&utm_content=uvcled2&utm_campaign=cca&utm_term=rct
目標金額が20万円だそうですが、そこに集まったお金がこのブログを書いている時点で何と「189858450円」です。
1億8千900万円を超えています。
サポーター(出資者)が27214人で、一台当たり約7000円です。
MEDICという医療関係のプロデユース企業が企画したようですが、マスクだけでなくハンカチやスマホ、イヤホンなども除菌クリーニング出来るようですね。
https://www.med-device.jp/
残念ながら靴下(汗で臭くてドロドロの)の洗濯は出来ないようですけど・・(汚いからね)
それにしても、この開発プロジェクトで1億8千万円以上を集めるとは・・。この武漢コロナウイルスは思わぬところに利益をもたらしているかも知れませんね。
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