以下は河添恵子氏からのニュースメールです。
一昨日あたりから、金正恩委員長の病状について憶測が飛び交い、死亡説もありましたが、どうやら中共の「江沢民派側」から「金正恩氏は死去した」という情報が入って来たようです。
この情報の発信源は「香港衛星TV総合局副局長」の秦楓女史のものであり、彼女は元香港フェニックス衛星TV時政記者だった人。
そして秦楓女史は中共の元外務大臣でバリバリの江沢民派の方。李肇星の姪に当たる人だそうです。
この江沢民派は北朝鮮と元瀋陽軍区(現北部戦区)で今も密接な関係にあるのだそうです。
情報の発信は中共版ツイッターWeiboによるものです。
そしてこの情報は、かなり様子が正確に書かれているようです。
・金正恩委員長が(平壌の)郊外を視察している最中に突然、心筋梗塞で倒れた。
・そのため北朝鮮側が中共に連絡。
・中共医学院の国立循環器病センターと人民解放軍301病院(中国共産党幹部を看る病院)から50人近い医療チームが平壌に派遣されることになる。
・医療チームが来るのを待つ間、北朝鮮の医師が緊急の心臓ステント手術を行った。執刀した医師は中共で医療を学んだ北朝鮮の外科医だった。
・「心臓ステント手術」は本来、難易度の高い手術ではないが、オペを担当する外科医は、何よりも金正恩氏ほどの肥満の人のオペをした経験がなく、非常に緊張してしまい、ステントを入れるまでに8分かかった。
・8分もかかったため、金正恩氏は植物人間になった。
・中共の医師チームは到着後、金正恩を診療したが、結論的になす術がなかった。
・中共鉄路瀋陽局集団は、「4月28日から5月20日まで、大連と北朝鮮の国境町、丹東を含む列車20本以上を一時的に運休する」と発表した。
・一昨年6月にシンガポールで金正恩と会っているアメリカの情報機関にとってはおそらく想定内だったと(河添氏は)考えています。
・これによってどのように米中関係、世界のパワーバランスが変わっていくかは今後の動きとして注意すべき。
以上が河添恵子氏からのメールの内容です。
おそらく金委員長が倒れてからは、妹の金与正氏がマスコミに出てきたのでしょう。もし金正恩氏の映像が出ていたら、影武者か過去の映像を加工した物でしょう。
この河添氏の情報には日付が入っておりません。おそらくかなり前(4月上旬)だったのではないでしょうか。
現在のアメリカCNNのニュースでは「重篤な状態」と表現していました。脳死状態のことだとすると、すでに死んでいることを「重篤」という言葉に置き換えたのでしょう。
脳死であれば、医療機械に繋いでおけば「まだ死んでいない」とも言えるわけです。
トランプ大統領は4月18日に「金委員長から新書を受け取った。我々は上手くやっている」との発言がありましたが、この時すでに「死亡(脳死)」報告は入っていたのでしょう。いつ新書を受けとっらのかは言いませんでしたからね。
そしてこれに対して北朝鮮側は「親書を送ったことはない」とアメリカの発表を否定しています。どうも駆け引きが始まっているようですね。
朝鮮半島のネック「北朝鮮領域」は、米中戦争の要です。そこはロシアも絡んでそれぞれの国が相竦み、それを良いことに北朝鮮は金一族による独裁政治を続けてきました。
北朝鮮が韓国に対して優位に立つために作ったのが「チュチェ思想(主体思想)」です。
チュチェ思想は北朝鮮を共産独裁でまとめるために作った「反事大主義思想」ですが、やがて金日成を神格化する思想に塗り替えられていったものです。(今は単なる反日思想か?)
このような思想(?)が韓国にはありませんでした。自由とか個人の尊重などはアメリカが持ってきましたが、持ち込まれた資本主義の方が優先し、彼らにとっては「金儲け」が先行するようで、そこに北朝鮮のチュチェ思想の入り込む隙があったようです。
それでも韓国はアメリカの同盟国です。もともと韓国は日本以上にアメリカの支配を受けている半独立国家で、同盟と言ってもほとんど権限はありません。
富豪一族とアメリカが手を組んで経済を発展させたような節もあるのではないでしょうか。
ですから韓国の反日は北朝鮮からの心理的侵略によって生まれ、現在は文在寅大統領が反日を使って韓国を統一しようとしています。
この文在寅大統領の政策は中共を意識したものでしょう。朝鮮半島を狙う中共。それを阻止しようとしているアメリカ。拉致被害者の救済という国家義務を持つはずの日本。北朝鮮を現状維持したいロシア。
武漢肺炎のコロナウイルスが、今後の世界覇権を変えようとしている今、世界の火薬庫である朝鮮半島に大爆発の危機が迫っています。
朝鮮半島の有事は、今や中華人民共和国とアメリカ合衆国との戦いであり、ロシアは終結のための仲介役を狙うという戦略に出ていることでしょう。
日本政府がきちんと国家義務を果たせるかどうか、そこは判りません。日本国民の覚悟が問われているだけですけど・・・
金正恩委員長の死が、意外と大きな世界的影響を発生させるかも知れません。
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