2012年1月1日日曜日

新年、あけましておめでとうございます。


午前3時に初詣から戻りました。毎年、神社でのお手伝いといっしょに行う初詣。今年も多くの参拝客が並んでおりました。小さな神社なんですけどね。

さて、今年はどんな年になるでしょうか?
日本が勢いよく登る・・「龍」のような、そんな年にしたいですね。そのためには解散総選挙が必須なんですけど。

歴史的ターニングポイントは、昨年だったような気がします。
世界中を巻き込む経済縮小(大不景気=恐慌のはじめ)が、これまで「おこぼれ」で凌いできた独裁国家を崩壊させてきました。
チュニジア、エジプト、リビア、そして北朝鮮。
これらの国がどうなるか、また元に戻るのか、それとも悔い改めて民主化された社会を標榜し始めるのか、それが今年の見所ではないでしょうか?

そして、独裁的実力者であるロシアのプーチン氏も、3月の選挙でどうなるか、圧倒的優位も昨年から陰りを見せています。
中共の一党独裁も、もはや維持出来るかどうかの瀬戸際。今月の台湾総統選挙の結果次第では、民主化の流れはますます激しくなるのではないでしょうか?

昨年は、一昨年9月の尖閣列島漁船衝突事件のおかげで、反中共の流れが一気にすすんだように見えます。
東日本大震災が、日本国民の団結力のすごさを世界に見せました。それを見て安心したのか、もはや日本政府を相手にしないまま、日本国を巻き込む反中共の交渉が始まっています。
反中ニュースは掲載しない旨契約してしまった日本マスコミを見るだけでは判らないでしょうが、大震災で行われた日米同盟の即応体制(即ちトモダチ作戦)は、他国にとっては脅威だったようです。

しかもこれにオーストラリアのC-17という空軍大型輸送機が参加し、日米同盟ではなく、これで日米豪の準軍事同盟として展開できることも世界に示されました。
平和時には見えにくい軍事協力体制ですが、大震災のおかげで、世界中がこの太平洋の同盟関係を見てしまったのです。

経済的には疲弊しているアメリカ。しかし軍事と国際間の力学にはピリピリしていますから、ただちにその後の展開、即ち対中共情報戦に動きます。
7月になって、日米豪の艦艇が南シナ海・南沙諸島のブルネイ近海で合同軍事演習を行ったことで、中共の侵略におびえていたフィリピン、ベトナム、インドを元気付けます。

9月になると、日印首脳会談が行われ、ここでインド洋のシーレーンの重要性に合意が得られ、そしてインド海軍と自衛隊の共同訓練も実現しています。
同時に日本・フィリピン間の首脳会談も行われ、両国の防衛協力で意見が一致しています。
10月には日本・ベトナム間でのシーレーン安全保障についても協力関係が成立しました。

このような流れを読み、国家の命運をかけたブータン国王夫妻の訪日は11月でした。子供じみた日本マスコミの歓迎ぶりとは裏腹に、ブータン国王の必死の叫びは、中共との間に長い国境線を持ち、毛沢東主義に侵食される隣国ネパールの脅威にさらされるブータン国民の、悲痛の叫びであることは、間違いないでしょう。

このように中共包囲網が固まり始めた今、だから東南アジア各国に対する中共の懐柔政策が動いているのです。しかし、膨れ上がる軍備費に対し、経済が陰りを見せ始めた中共。さて、今年はどういう展開を見せるでしょうか?

21世紀の12年目がスタートしました。
今年もよろしくお願いいたします。

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