14日に行われた台湾総統選挙。台湾の独立につながる民進党が80万票差くらいで負け、馬英九総統の続投が決まりました。
これまでは、馬英九氏は中共との経済を重視して選挙に勝利してきた人。しかし2期目は中共にとっては押し切りの必要な4年間です。おそらく台湾を中共の省にするよう、かなり強く押してくるでしょう。(冗談じゃない、福建省といっしょに独立を目指す・・と言いましょう)
どのような手法を使うかはわかりませんが、正面から軍事的圧力で迫るのではなく、内部から崩していこうとするのではないでしょうか?
今回の総統選挙も、大陸に出稼ぎに行っていたビジネスマンを、チャーター機で台湾に戻し、国民党に投票するよう働きかけていたという噂です。
どうしても台湾を乗っ取り、南シナ海を中共の海として、その資源を確保し、アングロサクソンへの積年の恨みをはらしたい中共。
1992年に台湾と中共との間で取り決められた国号の解釈問題(すなわち国号は「それぞれに任せた」うえで、ひとつの中国という「大枠」のコンセンサスを決めたもの)に従う馬英九総統。
2012年は何とか一本取ったようですね。
しかし、今回の総統選挙では、台湾での討論会などがインターネットを通じて大陸にも伝播しました。テレビ討論の放送が、インターネット経由で中共で閲覧されていたのです。
中共当局は、台湾の選挙に関する報道を厳しく規制していたにもかかわらず、かなりの国民が閲覧したことは、共産党独裁にとってはかなりまずかったのではないでしょうか?
選挙終盤になって、中共のインターネットに「馬英九総統よ、大陸も開放してくれ!」などという書き込みがなされたとか。
即ち、中共の台湾化を求める国民の声が上がっている証かも知れません。
アメリカの戦略どうり、アメリカで教育を受けた中共の若者は民主化を実現する行動をやり始めたようです。
中共からの留学生を受け入れ、高度技術などを惜し気もなく教えていたアメリカ。そのために中共の軍事的技術は著しく近代化され、周辺・民主主義諸国の脅威となってしまいました。
しかし、これはもしかしたらアメリカが仕掛けたチキンゲームだったのかも知れません。
アメリカの、吹き抜けるような自由な雰囲気と、民主主義を見てしまった中共の若者。しかも、民主主義と自由経済を体験させられて戻ってくるわけですから、共産主義体制のおぞましさ、不条理さはいやでも感じるわけですね。
それにインターネットが与えられたら、独裁とか共産主義に嫌悪感を感じる者が自由を叫び始めるのは当たり前でしょう。
それを計算した上での、ぎりぎりの米中外交。このチキンゲームは、中共独裁政権が、近代化し強化された軍事を太平洋に展開して、アメリカを凌駕するのが早いか、自由と民主主義を擬似体験した若者が、中共を捨て、真の「自由・中国(フリーチャイナ)」を確立させるのが早いか、というゲームです。
インターネットが力を発揮し始めたのは昨年。チュニジアのジャスミン革命から始まりました。そして北アフリカの独裁政権のいくつかが崩壊し、ロシアもプーチン体制が危機に陥っております。
このようなことを何とか食い止めたい中共の特権階級。しかし、アメリカに留学させている若いエンジニアは、研究そのものにインターネットを使わなければ学位が取れない環境で教育を受けて戻ってきます。
彼らが、共産党の体制内に入ってインターネットの監視体制を作っているのでしょうが、内心は共産主義のアホらしさを知っている若者です。ちゃんと抜け道くらいは作るでしょう。
各種技術の向上、軍事の近代化などはアメリカ帰りの若者が必死で行います。中国人の誇りもあるでしょう。しかし共産主義の独裁などをいいと思っている者は一人もいないのではないでしょうか?
台湾は、あと4年の辛抱です。
国民党・馬政権が、どこまで大陸・共産主義者の野望を食い止める交渉を展開するか・・・
おそらく中共側から崩壊が始まると思います。もちろんその時は軍事的脅威が訪れるでしょうけど・・・
どのような手法を使うかはわかりませんが、正面から軍事的圧力で迫るのではなく、内部から崩していこうとするのではないでしょうか?
今回の総統選挙も、大陸に出稼ぎに行っていたビジネスマンを、チャーター機で台湾に戻し、国民党に投票するよう働きかけていたという噂です。
どうしても台湾を乗っ取り、南シナ海を中共の海として、その資源を確保し、アングロサクソンへの積年の恨みをはらしたい中共。
1992年に台湾と中共との間で取り決められた国号の解釈問題(すなわち国号は「それぞれに任せた」うえで、ひとつの中国という「大枠」のコンセンサスを決めたもの)に従う馬英九総統。
2012年は何とか一本取ったようですね。
しかし、今回の総統選挙では、台湾での討論会などがインターネットを通じて大陸にも伝播しました。テレビ討論の放送が、インターネット経由で中共で閲覧されていたのです。
中共当局は、台湾の選挙に関する報道を厳しく規制していたにもかかわらず、かなりの国民が閲覧したことは、共産党独裁にとってはかなりまずかったのではないでしょうか?
選挙終盤になって、中共のインターネットに「馬英九総統よ、大陸も開放してくれ!」などという書き込みがなされたとか。
即ち、中共の台湾化を求める国民の声が上がっている証かも知れません。
アメリカの戦略どうり、アメリカで教育を受けた中共の若者は民主化を実現する行動をやり始めたようです。
中共からの留学生を受け入れ、高度技術などを惜し気もなく教えていたアメリカ。そのために中共の軍事的技術は著しく近代化され、周辺・民主主義諸国の脅威となってしまいました。
しかし、これはもしかしたらアメリカが仕掛けたチキンゲームだったのかも知れません。
アメリカの、吹き抜けるような自由な雰囲気と、民主主義を見てしまった中共の若者。しかも、民主主義と自由経済を体験させられて戻ってくるわけですから、共産主義体制のおぞましさ、不条理さはいやでも感じるわけですね。
それにインターネットが与えられたら、独裁とか共産主義に嫌悪感を感じる者が自由を叫び始めるのは当たり前でしょう。
それを計算した上での、ぎりぎりの米中外交。このチキンゲームは、中共独裁政権が、近代化し強化された軍事を太平洋に展開して、アメリカを凌駕するのが早いか、自由と民主主義を擬似体験した若者が、中共を捨て、真の「自由・中国(フリーチャイナ)」を確立させるのが早いか、というゲームです。
インターネットが力を発揮し始めたのは昨年。チュニジアのジャスミン革命から始まりました。そして北アフリカの独裁政権のいくつかが崩壊し、ロシアもプーチン体制が危機に陥っております。
このようなことを何とか食い止めたい中共の特権階級。しかし、アメリカに留学させている若いエンジニアは、研究そのものにインターネットを使わなければ学位が取れない環境で教育を受けて戻ってきます。
彼らが、共産党の体制内に入ってインターネットの監視体制を作っているのでしょうが、内心は共産主義のアホらしさを知っている若者です。ちゃんと抜け道くらいは作るでしょう。
各種技術の向上、軍事の近代化などはアメリカ帰りの若者が必死で行います。中国人の誇りもあるでしょう。しかし共産主義の独裁などをいいと思っている者は一人もいないのではないでしょうか?
台湾は、あと4年の辛抱です。
国民党・馬政権が、どこまで大陸・共産主義者の野望を食い止める交渉を展開するか・・・
おそらく中共側から崩壊が始まると思います。もちろんその時は軍事的脅威が訪れるでしょうけど・・・
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