2011年12月23日金曜日

天皇誕生日、陛下78歳に。


戦争を経験し、その後始末を命がけで行われた昭和天皇。そのあとを引き継いだ、焼け跡世代の平成天皇。
その平成の陛下も、もう78歳のご高齢になられました。

そのお誕生日に、陛下は「今年は災害に明け暮れた心の重い年でした」と振り返られたそうですね。
東日本大震災とか、豪雨災害のものすごさを、現地視察によって身にしみて感じられた陛下のご感想が、約2600字という文章で語られているとか。

何もしない政府が、国家を牛耳っている時代にあって、国民を思う陛下の存在がいかに大きいものであるか、日本国民も心からそう思っているのではないでしょうか?

宮内庁の方が、陛下の激務を心配されて「1代限りの女性宮家を認めて、陛下のお仕事をお手伝いされたらどうでしょうか?」という意見を述べたとたんに、反日サヨク分子が「女性宮家創出」などという議論にすりかえて騒ぎ出しました。
「男子継承」という日本の皇族の伝統を破壊すれば、日本が解体出来るとするサヨクの策謀は、このようにちょっとした隙でも突いてきます。
それがマスコミに取り上げられて、拡大化されていく過程をまた見てしまいましたね。

「天皇陛下」によってひとつにまとまり、アメリカとの戦争で多大なアメリカ人の犠牲者を出した復習で、戦後のGHQによる宮家の解体が始まったのはご存知のとおりです。
明治初期、それまでの側室制度では欧米キリスト教の列強を相手に論戦が出来ないということから、緻密な計画で作られた宮家制度です。
しかし、これが「男子継承」の将来の消滅を計ったGHQによって利用されたことも、ご存知の方も多いはずです。
昭和天皇を利用して、日本統治の合理化を計り、その後「皇室崩壊」を意図したGHQの陰謀が、21世紀になって現実化しそうな状況になっていることも確かなようです。

そこに付け込むサヨク。女系を認めさせて日本を攻略しようとする巧みな論戦が始まっております。
しかし、むしろ議論すべきことは「旧宮家の復活」であって、女系による伝統破壊ではないはずです。

皇籍を離れられた旧宮家の方々は、今は日本国民として生活しておられるようで、いまさら窮屈で激務の皇室の一員になることを望んではおられないでしょう。
しかし、家系を失うことは出来ません。伏見宮、東伏見宮、山階宮、賀陽宮、久邇宮、梨本宮、朝香宮、東久邇宮、北白川宮、竹田宮、閑院宮の11の宮家には、9名の皇位継承可能な男子が居られるとか。

ここでおかしな議論があります。
「皇籍離脱から年月がたっており、国民の理解が得られるか」といった議論です。我々日本国民は、天皇陛下に国民の認知度を求めるような気持ちはないはずです。
それが日本の皇位継承の伝統を守るものであるならば、受け入れられるはずです。「国民の理解が得られるか・・」などといった議論は不要だと思うのですが。

「愛子さま」などと、この旧宮家の男子継承者の養子縁組によって、打開策を・・などという、それこそ皇族に対しての不敬な議論も出てきています。
とても容認できません。
愛子さまや秋篠宮家の眞子さま、佳子さまの人生を何だと考えているのでしょうか?

皇位継承者は男子のみ。誰がなろうと国民はそれを祝福し、受け入れる覚悟を持っているはず。そして、皇位継承という重責を受け入れる旧宮家の方も、十分なる覚悟を持って継承されるはず。

旧宮家の復活は、GHQの陰謀を阻止することであり。それで戦後の終わりとなる行為であろうと考えるのですが・・・

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