アメリカ・トランプ政権は現在3ツ巴の戦いの真っただ中にいます。これが戦争だと言うことを日本に突き付けるように、日本やオーストラリア、そして英国やインドを巻き込んで戦っています。
応戦に追われる中共は、騙しの手口を使って日本の経団連を懐柔し、ウイルス拡散なども行い、ロシアなどを巻き込んで応戦しています。
ロシアや旧東欧諸国には、共産党の生き残り達が今も復権を狙って、この中共の側について戦いを挑むでしょう。
そしてトランプ政権のもう一つの敵であるディープステートは、黒人暴動を起こして「人種差別反対」だの「人権」だのを叫んで(大義に使って)アメリカ合衆国そのものを追い込んできています。
彼ら(アンティファなどと言われていますが)は人種差別反対や人権問題は口にしますが、ウイグルで行われている臓器売買やチベットの人権問題についてはまったく何も言いません。そのことから、背後には中共マネーが動いていることが解りますね。
トランプ政権の共産主義との戦いは、中共と北朝鮮という共産主義国家に対抗していますが、もともと共産主義国というものが成立を続けた例はありません。
作成したのはディープステートと呼ばれるクラウド的な存在ですが、具体的に文書化したのはマルクスというある意味での人格破綻者です。
統合性のない論文をまとめて「マルクスの経済論」にまで仕立て上げたのは、エンゲルス(エンゲル係数の発案者)ですから、どういうものかはお判りでしょう。
この後、英国でジョン・M・ケインズ氏がケインズ経済理論を書き上げています。これがケインズ経済と言われて産業主義に適合した、現在のMMTにまで繋がっている正当な理論でしょう。
フランス革命の時は無かったマルクス理論を、資本家と労働者を対立させて労働者が上位になるという革命思想でまとめたのがウラジーミル・イリイチ・レーニン氏でした。
不幸なことに、この後アメリカで大恐慌が始まります。これがケインズ経済理論を生み出したようなものですが、レーニン主義は単純な革命思想で誰でも簡単に判りやすかったことと、ケインズ理論は通貨の発行を扱った難解な理論であったために、ロシア革命以降、世界中に蔓延してしまいました。その背後でディープステートが蠢いていたことは間違いが無いでしょう。
レーニンの後を継いだヨシフ・スターリン氏は、ソビエト連邦をまとめ上げますが国家主義を捨てきっていません。彼はロシア帝国をソビエト連邦に置き換えることだけを目指していた節があります。
ですからディープステートの言う事を聞きません。第二次大戦後の冷戦の原因はこのようなことではないでしょうか。
アメリカにはディープステートが定着しています。(だからディープステートと名付けられたわけですが)
アメリカが戦争ばかりしている国だと言うのは、ディープステートがアメリカ国民の血を使って彼らの目的を達成しようとしているからでしょう。
ディープステートの目的は恐らく「世界通貨の統一」だと思います。通貨発行のメカニズムを独占したいという願望が根底にあるのだろうと思います。
アメリカのリベラル派(共産主義)が、この流れに沿っているからです。
一方中共は、通貨ではなく産業生産力による世界支配を企んでいます。超限戦を著した中共の軍人「喬良(きょうりょう)」氏は、アメリカの金融戦に対して、「中共には生産力がある。アメリカのように金融だけでは戦争など出来ないだろう」と発言しています。このことから、中共は生産力(軍事生産も含めて)での戦いを目指していることが解ります。
ですから世界を「国家主義」に戻そうとする反ディープステート(=反グローバリズム)に対しては共同戦線を張れますが、それが無くなれば対立する関係です。
トランプ政権はこの両面の共産主義(金融側と生産力側)を潰す作戦に出ています。人間社会にとって、絵にかいた餅だけの共産主義ユートピアは好ましいものではありませんから。
また、地球上の気候環境の異なる国々では、例えば冷蔵庫や冷暖房の設計は異なっている方が自然です。同じ設計のものを使うのはおかしいはずですね。
自動車も同様で、熱帯雨林の中の走行と北方の寒冷地の走行とは設計が異なっているべきではないでしょうか。そしてそれらはその環境の国で造るべきです。
部品などの統一がなされるのは好ましいですが、それには部品の詳細な情報公開が必用になります。また量産効果による価格設定がなされると、修理部品としての少量提供が難しくなるでしょう。どうするかは生産のAI化など、今後の生産システム技術を待つしかないでしょうけど。
少なくとも、各国が正常な生産活動をする必要があるわけです。
情報の隠蔽体質を持つ中華人民共和国は、今後の社会では共産主義志向では対応できないことを知るべきです。
トランプ政権が突きたいのは、この点であって、このような理由を持って共産主義を地球上から無くそうとしているのではないでしょうか・・・
共産主義とかリベラルは、余りにも単純で実現は不可能でしょう。
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