安倍首相は、就任後の外国訪問の50ヶ国目を中共にするようです。これは日本にとって中共は「50番目の国家だ」という隠喩(メタファー)のように思います。
これだけでも習政権はなかなか合うことをためらう条件だと思うのですが、「50番目という記念すべき訪問国として貴国を選んだ」と言えば特別扱いとなるような、微妙なニュアンスもあり、ここが安倍政権の上手なところでしょう。
安倍首相は9月初旬のバングラデシュ訪問時のダッカでの記者会見で、「課題があるからこそ対話をしていく。どういう状況になっても対話の扉を閉じてはならない。これが私の外交の基本的な姿勢だ。今後行われるマルチ(多国間)の機会を生かし、対話を行いたい」などと述べ、中共との前提条件なしの首脳会談を呼びかけました。
これは11月にAPECの首脳会議が北京で行われることから、どうせ中共に行くなら首脳会談に前向きな安倍政権をアピールしておく・・という意味もあると思います。
首脳会談を中共が避けた場合、世界の非難が習政権に向くように。
安倍首相はアメリカ・ニューヨークを訪問した時、コロンビア大学での講演後、学生からの質問に答える形で「日中関係を改善したい。ちょうど(訪中が外国訪問の)50カ国目になる。習氏と会談したい」と述べました。ここで「日中関係は経済、文化、人的交流は順調だが、政治においては首脳会談が行われていない状況だ」と指摘し、ここでも「世界でも国境を接する国同士はさまざまな課題、歴史的な問題を抱える。だからこそ首脳は話し合うべきだ」と前提条件なしの会談を示唆しました。
根回しの方も行っております。
8月には岸田文雄外相と王毅外相の会談が開かれております。
また、9月11日に日本の杉山晋輔外務審議官と中国の劉振民外務次官、韓国の李京秀外務次官補がソウルで協議をしております。
なかなかうまく進まないようですが、安倍政権側から執拗に習政権に向かって「前提条件なしの首脳会談」を呼びかけることは、日本が常に話し合いを求める国家であることを世界に印象づけます。
コロンビア大学での学生からの質問も、日中関係が戦争の危機に陥っているような印象が世界にあることを示す内容で、そこで安倍首相が「会談を避けているのは習政権だ」との印象をアメリカの学生たちに与えることは、十分、習政権への圧力となるでしょう。
習政権は、東シナ海を自国の海域などと世界に印象付けたいようで、5000トンクラスの海警の船を作り海保を圧倒して実効支配を行っているのは中共であることを世界に誇示しようとしております。
しかし、中共の軍事的暴力は、世界の知るところとなっていますし、范長竜軍事副主席と米国のライス大統領補佐官との会談の席上、中共戦闘機が南シナ海で米軍偵察機に異常接近したことに対しアメリカ側が説明を求めたところ、「そこに米軍機がいたからで、事故がいやなら米軍機がそこから出て行けばいい」としてアメリカの中共に対する偵察活動の停止を求めたといいます。(あの海域は公海だからです)
評論家・鍛冶俊樹氏によりますと、 「暴走行為は危険だからやめろ」と注意された暴走族が「普通の自動車が公道を走らなければいい」と述べたに等しいと言うことです。
この時、女性であるライス補佐官は何と言っていいか、分からなくなってしまったとか。あまりにも非常識な答えが中共側から帰って来たからです。
どこの国でも、、軍の高官は普通こんな事を言わないものなのだそうで、軍のトップにある人間がこうした無責任な発言を公然としていることから、中共軍は完全に堕落してしまったことが世界に知れ渡ったとか。
このような堕落した軍隊は際限のない戦乱を引き起こす可能性が大きいということが知れ渡ったことになるそうです。
こんなことですから、アメリカの学生が日本に対して日中関係が戦争直前にあると思うのは当たり前です。
インドのモディ首相も、中共を訪問して習政権に国境での中共軍の無謀な行為にクレームを付けていますね。
安倍首相も、もし日中首脳会談が実現した場合は、「尖閣諸島は日本固有の領土である」ことと「東シナ海は公海であり、戦闘機の危険な飛行は認められない」というクレームを習主席に言わなければならないでしょう。
相手が何と言おうと、それは関係ありません。日本の言い分ではなく、それが現状の世界であることを強調することです。
さらに中共の大気汚染、水質汚染については「日本にはそれを解決する技術はある」としながらも「しかし民主主義が前提でなければいかなる技術を持ってしても公害は解決しないだろう」と述べておくべきです。
国家間の話し合いと言うものは、相手が何を考えているかを聞き出すもので、仲良く理解しあうことではありません。もちろん記者会見などでは友好をアピールしますが、それは外交辞令と言うものです。
そして安倍首相は中共の言い分はほとんど判っているはずです。そして中共の経済状態も掴んでいると思います。その上で日本がどうするか戦略を立てておけば、日本優位に進むはずです。
今、中共は軍国日本という「悪」を喧伝することで国内をまとめようとしているはずです。日本よりも優位に立っていることで国民を納得させ、日本を屈服させることで共産党の信用を高めようと言うわけです。
しかしこの神話は崩れ始めています。
これに日本のサヨクを使おうとしても、もう日本国民のほとんどが目覚めてきていますから、無理だと思いますけど・・・
安倍首相は9月初旬のバングラデシュ訪問時のダッカでの記者会見で、「課題があるからこそ対話をしていく。どういう状況になっても対話の扉を閉じてはならない。これが私の外交の基本的な姿勢だ。今後行われるマルチ(多国間)の機会を生かし、対話を行いたい」などと述べ、中共との前提条件なしの首脳会談を呼びかけました。
これは11月にAPECの首脳会議が北京で行われることから、どうせ中共に行くなら首脳会談に前向きな安倍政権をアピールしておく・・という意味もあると思います。
首脳会談を中共が避けた場合、世界の非難が習政権に向くように。
安倍首相はアメリカ・ニューヨークを訪問した時、コロンビア大学での講演後、学生からの質問に答える形で「日中関係を改善したい。ちょうど(訪中が外国訪問の)50カ国目になる。習氏と会談したい」と述べました。ここで「日中関係は経済、文化、人的交流は順調だが、政治においては首脳会談が行われていない状況だ」と指摘し、ここでも「世界でも国境を接する国同士はさまざまな課題、歴史的な問題を抱える。だからこそ首脳は話し合うべきだ」と前提条件なしの会談を示唆しました。
根回しの方も行っております。
8月には岸田文雄外相と王毅外相の会談が開かれております。
また、9月11日に日本の杉山晋輔外務審議官と中国の劉振民外務次官、韓国の李京秀外務次官補がソウルで協議をしております。
なかなかうまく進まないようですが、安倍政権側から執拗に習政権に向かって「前提条件なしの首脳会談」を呼びかけることは、日本が常に話し合いを求める国家であることを世界に印象づけます。
コロンビア大学での学生からの質問も、日中関係が戦争の危機に陥っているような印象が世界にあることを示す内容で、そこで安倍首相が「会談を避けているのは習政権だ」との印象をアメリカの学生たちに与えることは、十分、習政権への圧力となるでしょう。
習政権は、東シナ海を自国の海域などと世界に印象付けたいようで、5000トンクラスの海警の船を作り海保を圧倒して実効支配を行っているのは中共であることを世界に誇示しようとしております。
しかし、中共の軍事的暴力は、世界の知るところとなっていますし、范長竜軍事副主席と米国のライス大統領補佐官との会談の席上、中共戦闘機が南シナ海で米軍偵察機に異常接近したことに対しアメリカ側が説明を求めたところ、「そこに米軍機がいたからで、事故がいやなら米軍機がそこから出て行けばいい」としてアメリカの中共に対する偵察活動の停止を求めたといいます。(あの海域は公海だからです)
評論家・鍛冶俊樹氏によりますと、 「暴走行為は危険だからやめろ」と注意された暴走族が「普通の自動車が公道を走らなければいい」と述べたに等しいと言うことです。
この時、女性であるライス補佐官は何と言っていいか、分からなくなってしまったとか。あまりにも非常識な答えが中共側から帰って来たからです。
どこの国でも、、軍の高官は普通こんな事を言わないものなのだそうで、軍のトップにある人間がこうした無責任な発言を公然としていることから、中共軍は完全に堕落してしまったことが世界に知れ渡ったとか。
このような堕落した軍隊は際限のない戦乱を引き起こす可能性が大きいということが知れ渡ったことになるそうです。
こんなことですから、アメリカの学生が日本に対して日中関係が戦争直前にあると思うのは当たり前です。
インドのモディ首相も、中共を訪問して習政権に国境での中共軍の無謀な行為にクレームを付けていますね。
安倍首相も、もし日中首脳会談が実現した場合は、「尖閣諸島は日本固有の領土である」ことと「東シナ海は公海であり、戦闘機の危険な飛行は認められない」というクレームを習主席に言わなければならないでしょう。
相手が何と言おうと、それは関係ありません。日本の言い分ではなく、それが現状の世界であることを強調することです。
さらに中共の大気汚染、水質汚染については「日本にはそれを解決する技術はある」としながらも「しかし民主主義が前提でなければいかなる技術を持ってしても公害は解決しないだろう」と述べておくべきです。
国家間の話し合いと言うものは、相手が何を考えているかを聞き出すもので、仲良く理解しあうことではありません。もちろん記者会見などでは友好をアピールしますが、それは外交辞令と言うものです。
そして安倍首相は中共の言い分はほとんど判っているはずです。そして中共の経済状態も掴んでいると思います。その上で日本がどうするか戦略を立てておけば、日本優位に進むはずです。
今、中共は軍国日本という「悪」を喧伝することで国内をまとめようとしているはずです。日本よりも優位に立っていることで国民を納得させ、日本を屈服させることで共産党の信用を高めようと言うわけです。
しかしこの神話は崩れ始めています。
これに日本のサヨクを使おうとしても、もう日本国民のほとんどが目覚めてきていますから、無理だと思いますけど・・・
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