2020年9月8日火曜日

菅義偉首相候補の闇

 アメリカが菅義偉氏の調査を始めたと言うことです。これまでは安倍首相の良き補佐官だとしていた菅義偉氏ですが、いざ同盟国の首相になるとすると、戸惑いを隠せないようです。


安倍首相の突然の辞任で、日米の安全保障に揺らぎが生じているようです。ですからアメリカにとっても日本の次期首相がどのような人かが問題視されるのでしょう。
ウォールストリート・ジャーナルは「(秋田の)イチゴ畑から日本の頂点へ」と言うような記事を書いています。
その中では「71歳の菅氏は血筋のよい他の(首相候補の)ライバルたちを打ち負かすようだが、その理由は強力な雄弁でも、変革のビジョンでも、イデオロギーでもなく、物事を目立たず、敵を作らず、うまくなしとげるという評判のためだ」という分析をしています。

ブルームバーグでは「究極のインサイダーが米中対立という重大課題に直面する」という見出しで、「菅義偉氏は国内問題への対処は実績があるが、米国と中国が激突するなかで日本がどんな立場をとるか、という課題をどう扱うか、不安材料が多い」と書いております。

どうもこの危惧は当たっているようで、菅義偉氏の国際感覚にはかなりのバイアスがかかっているようです。
背後に二階氏が居ることもあるのかどうか、中共寄りの政策が出て来るかも知れません。
そして一番問題なのが、アイヌ新法を作った代表者であると言うことです。アイヌ先住民俗説が、北朝鮮のチュチェ思想を信奉する日本の団体が捏造したものであることは良く知られたことですが、これに菅氏が一枚噛んでいることが問題なのです。

週刊ポストの9月11日号で、「アイヌ協会が公費私物化疑惑」という見出しで「現職理事が集団告発」などという記事が出ております。
アイヌに対する住宅新築資金貸付金の4億8千万が返済されずに債権放棄されていることなど、疑問点が一杯あり、アイヌ政策そのものに疑問が出始めているとか。

北海道で展開されている「ウポポイ」というアイヌ民族博物館には、歴史の中のアイヌではなく、最近作成したような品物が並べられ、アイヌ語という言語も最近作られたようなものになっているとか。
このようなものに、日本政府は200億円の補助をしていると言うことですが、そこにも何やら怪しいものがありそうですね。

一番心配されるのは、これらアイヌ先住民族ということで拠出された支援金が、北朝鮮に流れているのではないかと言う疑いです。

また、「ウポポイ」の拠点となる様な施設が、中共が購入した土地のあたりに点在しているということも気がかりです。

そして週刊ポストなどに出てきた記事が、やがて菅首相の疑惑となって日本の政界に激震が走ると言うことも考えられます。

アメリカの懸念は、菅義偉氏が中共寄りの考え方を持っているかどうかです。すでに世界中が反中に傾いている現在、日本の首相がこのような流れに逆らうのかどうかが気に掛かっているようです。
日本の経団連が中共寄りとして、大統領選挙のあとどのようにするかもアメリカの頭の痛いところでしょう。
そこに中共寄りの首相となると、中共が息を吹き返す可能性があるからです。

日本国民のほとんどが反中です。中共が日本をウイグル化することが判っているからでしょう。事実中共は、日本の政界とマスコミ界、財界をマネートラップ、ハニートラップ、パワーハラスメントを上手に駆使して手だまに取っていますからね。
それを国民は知っているからです。(だから候補者は自分が中共重視だとは決して言いません)

政財界、そしてマスコミが国民を親中に誘導しようとしていますが、国民のほとんどは反中です。
政界でも日本共産党だけが反中ですけどね。

アメリカは二階氏と今井氏を強烈なパンダハガーとして、日本国民に注意を勧告しました。安倍首相が「習主席の国賓訪日」を招致した裏側を知っているのでしょう。

菅義偉氏は「新型コロナウイルス対策を最優先でやっている。(習主席の国賓訪日については)日程調整のプロセスに入ることは慎重にと思っている」と述べております。

菅義偉氏が首相になったら日程調整に入るのかどうか、それが判らない言い回しです。上手ですね。
つまり「日本国民は中共が大嫌い」であることを知ったうえで、二階幹事長、経団連との間をうまく取りつくろっての発言でしょう。

菅義偉氏が首相になって、人事をどのようにするかでその方向性がはっきりすることでしょう。
自民党内にも「日本の国益と尊厳を守る会」など、日本を世界の流れに合わせるべく活動しているグループもあります。

ぜひ菅義偉首相には、二階氏を幹事長から外し、主要ポストに世界の流れに合わせることの出来る人材を登用して欲しいですね。

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