2020年9月28日月曜日

世界は日本の再武装を待っている

 大東亜戦争の敗北後、武装解除をされた憲法を造られて、日本は軍隊を持たない国となりました。

つまり独立国としての「防衛件」を失ったまま経済面だけで国家維持を追及してきました。

ですから日本国民は大東亜戦争というか第二次世界大戦の戦争しか知りません。しかしあれから70年以上が過ぎ去り、軍事技術も進化して、戦争の在り方も変わってきました。

あの戦後のGHQの日本人洗脳工作があまりにも上手くいきましたし、日本の防衛をアメリカが行ってきた来たからです。
そこで日本は経済面だけに集中して国力を回復し、戦争のことは第二次世界大戦以降、実感として体験はしてきませんでした。

しかし世界は第二次大戦以降も絶え間なく戦争を繰り返しています。「朝鮮戦争」では日本軍が戦う戦争だったような気がしますが、日本国憲法をい楯にアメリカにそれを押し付け、38度線で休戦のまま現在に至っております。

核兵器が発達し、ミサイルとの組み合わせで相互破滅の状態を作り出し、アメリカとソビエトの対立構造で「冷戦」という戦争が起こりました。
日本国民は冷戦という戦争に実感が持て無かったようです。ベトナム戦争がその代理戦争だったような気がしますが、アメリカ軍が撤退した後ベトナムは共産主義政権のままソビエトとも中共とも間をあけた外交を展開し、やがてアメリカとも国交を回復しています。

冷戦はソビエト連邦の崩壊で終結しました。この時ホットウォーにはなりませんでした。そしてその後中東が不穏となり、9・11同時多発テロの後、アフガン戦争とイラン戦争がありました。

ソビエトが崩壊する直前に湾岸戦争があって、ここでアメリカは始めてミサイル迎撃を行います。相手はスカッドミサイルでしたが、それをミサイルで迎撃すること、すなわち飛んでいる鉄砲玉を迎撃する鉄砲玉を当てて防御するという「パトリオット」の初期バージョンを試したのです。

しかし混乱する戦場で迎撃ミサイルは当たらずクウェートにあるアメリカ軍キャンプはミサイルの被害が出続けていました。アメリカ軍は迎撃ミサイルのソフトウエアメーカーを探索して呼びつけたところ、やってきたのが日本電気(NEC)の人でした。すぐに現地に派遣され、その人が調べたところ、アメリカでの実験時のままのパラメーターだったと言います。砂漠の気候条件に合わせてパラメーターを変えたところ、見事にスカッドミサイルが空中で撃破することが出来たと言うことです。

そしてこの時点から戦争の方式が変わったのではないかと思います。
第二次大戦で恐ろしいのは艦砲射撃でした。沖縄戦を戦った人は解ると思いますが、しかし艦砲射撃には敵地の海岸まで船で行かなければなりません。それもリスクがあるわけです。そこでミサイルが開発されました。船で現地近傍に行かなくても、かなり遠方から打てるわけです。
これがベトナム戦争時代で、やがてそのミサイルを撃ち落とす「パトリオット」が出来たと言う訳です。

そうなると今度はミサイルを超音速で飛ばしたり、弾道飛行中に方向が変えられたりする新兵器が出てきて、防御側は強力な電磁波を出して誘導回路を焼き切ると言う策に出ます。
敵基地攻撃と言うのも、ステルス無人機に電磁波兵器を搭載して敵の基地にあるミサイルの制御回路だけを破壊しておこうと言う訳ですね。(ですから電磁波兵器は小型軽量化が必須です)
敵が気付かぬうちに壊しておけば、ホットウォーになっても安心です。

さらに偵察衛星で常に敵地上空から地上の状態は監視され、敵基地内の人の動きなどが解る様なシステムが導入されています。
実力行使は無人機で要人を爆殺することが目的となり、すでにテロリストの殺害などで実績を積んでいます。(その様子をドラマ化したのが「アイ・インザ・スカイ」でしたね。)

つまり戦争の方式自体が変わっています。軍は常に戦闘態勢ですが、戦闘員は国内に居て無人機を操縦しているわけです。

ステルス塗料とか、ミサイル制御とか電磁波兵器など日本にはこの新しい戦場に耐える装置は作ることが出来ます。
偵察用のカメラも作れますし、LSIなども設計がはっきりすれば作れます。自衛隊という戦闘集団もあり、士気はかなり高いと思います。(他の国の軍隊と比較してですけど)

そしてこのような事実を世界中が知っています。ですから日本はアメリカと共に世界の安全保障に責任を持つべきだと思うのは当然でしょう。(知らないのは日本国民だけの様な気がします)
そう、世界は日本の再武装を待っているわけです。もちろん喜んで待っているわけではありません。日本の責任と言う意味で待っているわけです。

ところが、その日本国民は変な憲法を楯に再軍備をすることに反対しています。その頭の中は「第二次大戦」の戦争意識しかないわけです。日教組などの教育と、世界の現実を伝えないマスコミ、そして選挙しか考えない多くの国会議員が、恐ろしい世界の現実を伝えないからだと思います。

マスコミがダメならインターネットがある・・と言う事で、若い人たちは少しは世界の現実に気付いてきてはいるようですけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿