2017年5月11日木曜日

文在寅氏、韓国新大統領・・

予想通り、韓国の19第大統領に文在寅氏が収まりました。「赤い韓国」が誕生したわけです。
さっそく、韓国軍の制服組トップ、李淳鎮合同参謀本部議長に電話で最高司令官として最初の指示を出したそうですが、これはTHAAD撤去の準備なのでしょうか。

日本にとって気になる点は、慰安婦像の問題で、「慰安婦合意は間違いだった」と公約で公然と発言してきた点です。
慰安婦問題の「完全かつ不可逆的な解決」を約束した日韓合意は世界中に報道されましたから、国際条約として発効したものです。それが大統領が変わると反故にされるとなれば、国家間の条約などが意味を成しません。
今後は世界各国とも関b国との条約が出来なくなるのではないでしょうか。

安倍政権は、こうなることを予測して、あの国内から批判の多かった「慰安婦合意」を締結し、しかもさっさと約束の100億円を支払ったのでしょう。世界中が見守る中で・・・
そして予測通りの結果が出てきたようにも思えます。

すでに中共の中でさえも「韓国人とは付き合えない」と言うセリフが聞こえてきますし、アメリカは「韓国疲れ」になっているとも言われています。
そういう中での文在寅氏の大統領就任なのです。

アメリカは北朝鮮への締め付けで今のところ韓国が軍事上重要な位置にあります。しかしこれで韓国の協力は得られなくなるのではないでしょうか。
トランプ大統領は習政権に「おだてと恫喝」で北朝鮮への圧力を強化するよう求めました。仕方なく習主席は北朝鮮からの石炭の購入を拒否し、そして石油の供給を止めるそうです。

ロシアのプーチン政権はアメリカを非難し、北朝鮮支持のようなことを言いましたが、万景峰号とロシア商船の航路は現在閉鎖されたとか。

頃合いを見計らってトランプ大統領は「北朝鮮が核開発とICBM開発を放棄したら、金正恩委員長をアメリカに呼び、その体制維持を保証しても良い」と、いかにも温情ある発言をして見せました。もちろんそんなことは出来ない北朝鮮事情を知ってのことでしょう。
そしてこのメッセージは習主席に対して「トランプの譲歩」を見せつけるものだったのかも知れませんね。

北朝鮮と韓国、そして朝鮮半島の危機は一旦終了です。カールビンソンはアメリカに戻るでしょう。なぜなら横須賀にドナルドレーガンがあるからですね。

太平洋艦隊司令官のハリス提督はすでに北朝鮮情報をかなり入手し、北朝鮮攻撃は一気にすべての北朝鮮内の軍事基地を叩く計画をシミュレーションしていると言います。
北朝鮮はアメリカの軍事衛星に見られないように必死で軌道計算をして行動しているそうですが、グローバルフォークも投入されていますから丸見えであることは間違いないでしょう。
ミサイル基地、核実験場、金正恩委員長の隠れている場所などを一気に叩き、反撃能力を瞬時に無くすということです。

この情報に信憑性を与えたのが、中共側が「ハリス提督の更迭」をアメリカ政府に要求してきたことです。内政干渉もいいとこですね。アメリカ政府は拒否したそうですが当たり前です。習主席はこれで北朝鮮を制御しきれなかったのは「アメリカのせいだ」と言いたいのでしょうね。
おかげでアメリカの準備が進行中であることが判りました。

1月に就任したトランプ大統領は、すごく短期間に朝鮮半島情勢を理解してしまいました。どうやら背後に余程のブレーンがついているように見えます。もしかしたらそのブレーンは安倍首相なのかも知れません。

安倍首相は最初の会談で「今後は中共問題が安全保障の中心になる」ことなどをトランプ大統領に述べ、その後も何度も電話で話をしているそうです。内容は発表されませんが、今回の朝鮮危機のシナリオは安倍首相が書いたものかも知れません。
安倍首相の頭には「拉致問題解決」があって、そのためにトランプ大統領、プーチン大統領を説得してきたようにも見えます。
そして計算どうりに習主席が動きました。そして韓国の選挙に対してはトランプ大統領に「韓国の大統領選挙にはアメリカは一切関与しないようにクギを刺した」と言われています。

慰安婦問題は、GAHT機関が動いて「グレンデール慰安婦像撤去」訴訟の再審理請願書をアメリカ最高裁に提出しました。それに合わせるように日本政府はその請願を支持する意見書を同最高裁に提出しました。そしてそれは、暗に「河野談話」を否定する書き方になっているそうです。
これは談話ではなく、正式な日本政府の文書になるものです。
[英文のみです]http://gahtjp.org/wp-content/uploads/2017/02/Mera-Amicus-Brief.pdf

トランプ大統領は習主席に「北朝鮮に核実験をさせるな」という約束をさせ、中共が出来なければアメリカ単独で行動すると述べました。しかし金正恩政権は核実験を止められません。何故なら外圧に屈したと国内で見られるからです。一発目の実験でトランプ大統領は習主席を罵倒し、そして2回目の実験の前あたりにハリス提督のシミュレーションが現実のものとなるでしょう。

さて、このような情勢の中「赤い韓国」はどのように動くでしょうか・・・

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