アメリカとベトナム、ベトナム戦争であれだけの戦闘を行った両国。いま南シナ海で軍事交流をするまでに親密になったようです。
1975年、サイゴンが陥落してベトナム戦争は終わりました。アメリカ、初めての敗戦。
しかし、結局戦闘では負けてもアメリカ経済は大きく強く、共産主義では国民を幸せに出来ないことはすぐに判ります。
もともとは腐敗した南ベトナム政権を打倒し、民族自立が果たせればいいだけのこと。やがてベトナムとアメリカは国交を回復し、そして15年の歳月が経過しました。
アメリカは国交正常化15周年の記念行事として、ベトナム側と交流を図ると発表し米海軍横須賀基地配備のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインを10日からベトナム中部ダナンに訪問させています。
訪問の目的は米第7艦隊とベトナム海軍の軍事交流活動。
ダナン沖合の南シナ海にはすでに8日、同基地配備の原子力空母ジョージ・ワシントンが控えています。
軍事交流活動は「海上捜索」と「海難救助」の訓練が主体で、ベトナムとアメリカの友好を示すイベントということです。
もちろんこの交流、中共を意識した威嚇行動であることは誰の目からも明らか。
中共は「挑発行為だ!」としてこの軍事交流活動を非難しています。しかしもともとこの南シナ海に挑発と緊張を持ち込んだのは中共自身。なにを今更・・・というのが世界の正しい反応でしょうね。この南シナ海の南沙諸島(スプラトリー)とか西沙諸島(パラセル)はベトナム、フィリピン、マレーシアなどが領有権を主張するややこしいところ。そこにさらに中共が入り込んできたもの。
ベトナム戦争が終結してから、フィリピンなどの反米指導者がアメリカ軍を追い出しにかかり、仕方なくアメリカ軍がこの地域から撤退すると、しばらくして様子を見ながら出てきた気味の悪い中共・人民解放軍です。
1988年、ベトナム海軍と中共海軍が衝突し、そしてベトナム海軍が負けてしまいます。
それに調子付いた中共の人民解放軍、1995年からミスチーフ環礁に居座り、次第に周辺への実効支配を強めていきます。
この人民解放軍に手を焼くフィリピン、そしてベトナム。しかし中共は居座りつづけ、そこが中共の領土であるとするような既成事実を作り始めます。
経済的に疲弊してしまったアメリカ。そして経済が伸びてきた中共。このまま中共を放置していていいのかどうか、どうやらアメリカの判断が変わってきたようです。
それがこのアメリカ・ベトナムの軍事交流活動に現れているのでしょう。韓国との軍事演習「不屈の意志」では黄海を舞台に、北朝鮮(事実上は中共)を威嚇したアメリカ。
そのまま南シナ海へ移って「国交正常化15周年記念の軍事交流」と、その中共包囲網が出来つつあるようです。
太平洋への進出をねらった中共。しかしアメリカは「南シナ海」「東シナ海」「黄海」そして「日本海」というつながりで、中共を包囲する戦略を出してきたようです。
中共の出方一つで、この海域のどこかが戦火に見舞われるかも知れません。
スプラトリー・パラセル諸島か、台湾有事か、尖閣列島か、北朝鮮崩壊か、いづれにせよ火種は日本周辺に集まっています。
管政権や日本政府がどう思おうと、日本のマスコミが国民に知らせる義務をサボろうと、米中2国の対立の構図はアジア諸国を巻き込んで日増しに緊張を高めているようです。
アメリカ軍と歩調を合わせざるを得ない日本の自衛隊。いざとなれば日本の法律も憲法も関係なくなること、覚悟しておいた方がいいでしょうね。
もともとは腐敗した南ベトナム政権を打倒し、民族自立が果たせればいいだけのこと。やがてベトナムとアメリカは国交を回復し、そして15年の歳月が経過しました。
アメリカは国交正常化15周年の記念行事として、ベトナム側と交流を図ると発表し米海軍横須賀基地配備のイージス駆逐艦ジョン・S・マケインを10日からベトナム中部ダナンに訪問させています。
訪問の目的は米第7艦隊とベトナム海軍の軍事交流活動。
ダナン沖合の南シナ海にはすでに8日、同基地配備の原子力空母ジョージ・ワシントンが控えています。
軍事交流活動は「海上捜索」と「海難救助」の訓練が主体で、ベトナムとアメリカの友好を示すイベントということです。
もちろんこの交流、中共を意識した威嚇行動であることは誰の目からも明らか。
中共は「挑発行為だ!」としてこの軍事交流活動を非難しています。しかしもともとこの南シナ海に挑発と緊張を持ち込んだのは中共自身。なにを今更・・・というのが世界の正しい反応でしょうね。この南シナ海の南沙諸島(スプラトリー)とか西沙諸島(パラセル)はベトナム、フィリピン、マレーシアなどが領有権を主張するややこしいところ。そこにさらに中共が入り込んできたもの。
ベトナム戦争が終結してから、フィリピンなどの反米指導者がアメリカ軍を追い出しにかかり、仕方なくアメリカ軍がこの地域から撤退すると、しばらくして様子を見ながら出てきた気味の悪い中共・人民解放軍です。
1988年、ベトナム海軍と中共海軍が衝突し、そしてベトナム海軍が負けてしまいます。
それに調子付いた中共の人民解放軍、1995年からミスチーフ環礁に居座り、次第に周辺への実効支配を強めていきます。
この人民解放軍に手を焼くフィリピン、そしてベトナム。しかし中共は居座りつづけ、そこが中共の領土であるとするような既成事実を作り始めます。
経済的に疲弊してしまったアメリカ。そして経済が伸びてきた中共。このまま中共を放置していていいのかどうか、どうやらアメリカの判断が変わってきたようです。
それがこのアメリカ・ベトナムの軍事交流活動に現れているのでしょう。韓国との軍事演習「不屈の意志」では黄海を舞台に、北朝鮮(事実上は中共)を威嚇したアメリカ。
そのまま南シナ海へ移って「国交正常化15周年記念の軍事交流」と、その中共包囲網が出来つつあるようです。
太平洋への進出をねらった中共。しかしアメリカは「南シナ海」「東シナ海」「黄海」そして「日本海」というつながりで、中共を包囲する戦略を出してきたようです。
中共の出方一つで、この海域のどこかが戦火に見舞われるかも知れません。
スプラトリー・パラセル諸島か、台湾有事か、尖閣列島か、北朝鮮崩壊か、いづれにせよ火種は日本周辺に集まっています。
管政権や日本政府がどう思おうと、日本のマスコミが国民に知らせる義務をサボろうと、米中2国の対立の構図はアジア諸国を巻き込んで日増しに緊張を高めているようです。
アメリカ軍と歩調を合わせざるを得ない日本の自衛隊。いざとなれば日本の法律も憲法も関係なくなること、覚悟しておいた方がいいでしょうね。
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