2017年2月21日火曜日

韓国系マフィアは射殺する

フィリピンの暴言大統領「ドゥテルテ氏」が、今度は同国のセブ島で暗躍する韓国系マフィアを「射殺する可能性」に言及しました。

ドゥテルテ大統領は2月4日、「セブ島で韓国人マフィア組織が麻薬や売春、拉致などに関わっており、存在感を示している。違法な行為に関わる韓国人観光客はフィリピン人犯罪者と同様の処罰を受ける」と述べたそうです。

フィリピンに暮らす韓国系住民は現在、9万~10万人に上るそうで、フィリピンは英語が公用語として通じるのでビジネスマンの流入も多く、また物価の安さにひかれて移住を決める韓国人も多いと言うことです。

セブ島はリゾート地として有名ですが、「ライフル銃など小型武器の密造拠点としても知られ、違法薬物をさばく拠点も存在するなど『裏の顔』も存在する」と獨協大の竹田いさみ教授が述べております。

今から30年ほど前、ジャパンバッシングなどとしてアメリカが日本製品のアメリカ市場流入に困っていた時代、「人件費の安い所で作る」として日本からの技術流出が始まり、「価格破壊」などを売り物にするバッタ屋が幅を利かせ、中共がアメリカにハイテク技術者を送り込んで盛んに技術を盗んでいた時代から、やがてグローバル経済などという国境なき自由経済が始まってきました。

表側の経済がグローバル化すれば、当然「裏経済」もグローバル化します。北朝鮮や中共などの無法国家はこの流れに乗って世界中に違法薬物やら武器を売り捌いていきました。
その犠牲になったような常夏の国フィリピンなのでしょうか、麻薬の流入が増えて国民を蝕み始めます。

オバマ大統領は世界のグローバル化を推進しましたから、裏経済も麻薬や武器の取引に乗って世界中に拡大拡散してしまったようです。

麻薬組織と言えば中南米の国々、メキシコ、コロンビア、ぺルー、ニカラグアなどが有名ですが、麻薬組織の元をたどって行くと、中国系と朝鮮系が仕切っていると言います。
フィリピンにやってくる朝鮮系ビジネスマンが表だけのビジネスマンなのかどうか、裏社会のビジネスもしている可能性は大きいようです。
だから大統領は「射殺」の可能性を演説したのでしょう。

中共国内では習近平政権が力を増してきて、江沢民一派を粛清しています。江沢民派はアメリカに逃げてクリントン家などにくっついて反撃のチャンスを伺っていたようですが、トランプ政権になって苦しくなってきました。
この中共内部の権力闘争が「金正男氏殺害事件」の裏にあったようです。

そしてこの江沢民派の資金源の一部が、この麻薬資金だとも言われています。麻薬組織が持っている武器は、裏に回った米軍の軍用銃などですから、とても警察官の持っている武器ではかないません。
アメリカがメキシコから流入する麻薬との戦いで「これはもう戦争だ!」と叫んだのもオバマ政権の時でしたね。
その裏側に中華系や朝鮮系のマフィアが居たわけです。
もしかしたら自衛隊の武器でも麻薬組織には勝てないかも・・・

どうしようもなくなったフィリピンが、ドゥテルテ氏によって麻薬犯の銃撃戦による射殺を実施したのもフィリピン国民を麻薬から守る為の致し方ない行動だったと思います。
人権だのグローバルだのときれいごとを並べていたオバマ政権が、ドゥテルテ大統領を人権無視だと非難しても、フィリピンの国民が見ている現実とは程遠く、ゆえにドゥテルテ大統領の人気は高まるばかりでした。

アメリカの大統領がトランプ氏になって、「メキシコ国境に壁を作る」という公約を出したことで、ドゥテルテ大統領は「トランプ氏なら対話が出来る」と述べたのも、このようなグローバル化の弊害を受けていた大統領だからでしょうね。

この2月、ドゥテルテ大統領が「韓国マフィアは射殺する」と述べたことで、麻薬の元締めが朝鮮人(韓国も北朝鮮も麻薬取引では協調しているでしょうから、朝鮮人なのです)であることを示しました。
今度はアメリカで麻薬取引の元締めが中国人であることを示すことが出来れば、グローバル化の裏側で何が起きていたのか、もっとはっきりしてくると思います。

麻薬の支払いが米軍の武器であったり、北朝鮮から送られるミサイルであったりしてもおかしくはありません。
このまま放置すれば、やがてこの闇ルートで核兵器までも取引されてしまうでしょう。(すでになされているかも知れませんけど)

反グローバルで登場したトランプ大統領、ドゥテルテ大統領、ロシアのプーチン大統領です。その中で活躍する安倍晋三首相は、アメリカ民主党の顔色を伺いながらグルーバル化を推進する格好を取ってきていました。しかし安倍首相が国家主義であることは日ごろの発言から明らかです。ですからトランプ政権の中でTPP問題をどのように決着させるか、おそらくもうすぐわかるでしょう。

欧州も英国のEU離脱から、国家主義が戻りつつあります。グローバリズムは今、追い詰められています。
しかし習近平政権も江沢民派もグローバル主義です。国際金融資本が中華系と結びつくかも知れません。国際金融資本が、中共の生産力をどう判断するかでしょうけど。

経済を中共(華僑)に握られながらも、反グローバル化の旗手であるドゥテルテ大統領。暴言でかまいませんから、もっともっと存在感を示してほしいですね。

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