緊張が高まる北朝鮮戦争の成り行きですが、いつ先制核攻撃があるかわからない我が日本で、情報収集衛星光学4号機がその寿命が終わり、新たに代替の6号機が打ち上げられました。
2月27日の午後1時34分、種子島からH2Aロケットで打ち上げられました。同じ情報収集衛星光学5号機とともに北朝鮮の監視に当たります。
この光学偵察衛星は地上の30センチまでのものを見分ける性能を持ちますが、光学ですから昼間で晴天でないと見分けることが出来ません。(雲にも弱いようです)
しかしレーダー衛星もすでに4基打ち上げられていて、こちらは雲があっても夜間でも北朝鮮の監視を続けています。
現在は北朝鮮危機が続いており、この6機の衛星はフル稼働しているそうで、さらに監視能力を高めるために近い将来10基体制のシステムにするそうです。
今回の衛星は偵察衛星です。ですから光学式の衛星とだけ発表されていますが、大きさや重さは発表されません。もっともH2Aロケットで打ち上げる衛星ですからそんなに小さくは無いでしょう。
北朝鮮の核・ミサイル関連施設などの監視が目的ですから明確な軍事衛星です。とは言っても、北朝鮮上空だけでなく日本の上空やオーストラリアの上空も飛びますから、災害発生時にも有効に働きます。
気象衛星や通信衛星のような静止軌道やそれに近い赤道軌道ではなく、それよりも90度ずれた、地球を縦割りに回る軌道です。
ですからレーダー衛星も含めて6基体制で24時間監視を続けることが可能ですが、もっと制度を上げるには後4基が必要とか。
この衛星の意味する点は、現在間違いなく我が国が北朝鮮と戦争状態にあるということです。
ちょうど西部劇で言うと、2人が向かい合って周囲の人たちが回りから逃げ、先に抜くのがどっちか目を凝らしている状況・・・
偵察衛星は。北朝鮮が先にミサイルを発射することを見張る衛星です。
核ミサイルの発射準備を監視するのでしょう。射場がどこになるかは、地下でしかも移動式になっていますから判り難いですが、この衛星群で現在位置を常に割り出す様にするのでしょう。
位置が判れば、発射のタイミングは韓国にあるTHAADミサイルや日本のXバンドレーダー、そしてイージスシステムで監視し、発射後出来るだけ早くJアラートを出すわけです。
Jアラートが出た後は、「日本国民は自己責任で自由に避難しなさい」ということになります。これが日本国民の支持するアメリカ産の日本国憲法が我々に指示していることです。多くの国民が犠牲となってから、初めて防衛出動が出来るわけです。
Jアラートはアメリカ軍にも伝わります。ですから日本にある米軍基地を守る為なら迎撃ミサイルを発射するでしょう。その他の場所ならどうするか、それはアメリカが、アメリカの憲法によって決めることですね。
その後、アメリカは徹底的に北朝鮮核施設を叩くでしょう。何しろ最初の一発は敵が撃ってきたのですから。そしてこのような戦闘は1時間以内に終わるでしょう。
その後北朝鮮に陸軍、いや海兵隊を派遣するかも知れません。金正恩氏の殺害か遺体確認の為です。
北朝鮮軍が残っているかも知れませんが、抵抗はしないように思います。もしかしたら彼らにとっては、日本を火の海にしただけで大満足かも知れませんからね。
中共の人民解放軍はどうするでしょうか・・東北部の北部戦区は江沢民派の軍隊です。簡単に習政権の言うことは聞かないのではないでしょうか。北部戦区とアメリカがどのような関係になっているか、それはこの戦後処理で判るように思います。
ともかくここからは長い戦後処理が始まるでしょう。中共は分裂するかも知れませんね。
我が日本は、東京の直撃を免れるかどうかでその後の運命が変わるように思います。その後のことはともかくとして、やっとその防衛のための偵察衛星を中心にしたシステムが動き出したようです。
今回は開発費が307億円、打ち上げ費用は109億円。発射から3分でロケットはカメラから見えなくなりました。
ブースターの切り離しは2分後、7分弱で一段ロケットの切り離しが行われています。
北朝鮮ミサイル発射で4分後にJアラートが鳴ったことは記憶に新しいところです。4分後に迎撃ミサイルを発射し、間に合うでしょうか・・・
技術的に、もっと早く検知できるようにすべきですね。ロフテッド軌道でなければ北朝鮮から約7分で着弾してしまいますから。
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