反日サヨク系団体が喜びそうな事故が発生しました。佐賀県吉野ケ里町目達原・陸自駐屯地で整備後の確認のために飛び立ったAH64D、通称アパッチロングボウ(アパッチの長い弓)という攻撃型ヘリコプターの墜落事故です。
2名の乗員は死亡、しかし墜落した神埼市千代田町の住宅の人は、たまたま家に居た女の子が軽症を負っただけで済んだようです。
亡くなった自衛隊の方々は優れたテストパイロットだったと言います。ご冥福をお祈りいたします。
今回の事故は、墜落の様子がドライブレコーダーに撮られていて、付近の目撃者による証言もあって、どうやらメインローター(主ブレード)が外れて墜落したようです。
おそらく整備ミスだろうと思われます。
現場付近の上空は、普段から自衛隊のヘリが飛行しています。自宅の台所にいた女性(81歳)は「エンジンの動きがスムーズでないような妙な音だった」と証言していますし、付近で農作業をしていた男性(63歳)も「機体から分離したローターが先に落ちていった」と話しているそうです。近くの会社で働く50代男性も「ドーンという音がして空中に部品が散乱、機体は真っ逆さまに墜落した」と述べています。
原因が整備のミスであれ何であれ、サヨク団体は今後「危険な自衛隊のヘリコプター」として書きまくるのでしょうか。
まだおとなしいですが、これが沖縄でしたら今ごろは大騒ぎになっているでしょう。そしてこれから、沖縄のあの2つの新聞社は大見出しで「もっと危険なオスプレイ」などという記事を書くかも知れませんね。
航空評論家の青木謙知さんが、「『ローター部分が外れて落ちた』との目撃情報があるなら、操縦ミスではなく、機体整備の問題だろう。自衛隊での保有数は13機と少なく、使用頻度が高いのに整備する人員は限られ、整備の質の低下が問題視されていた」と述べております。
サヨク団体が騒ぐよりも本質的な問題があるようです。
AH64D戦闘ヘリコプターは、すでに実戦経験もある、複数の航空機や地上部隊と情報を共有するためのデータ転送システムを搭載した攻撃型のヘリコプターで、それゆえに整備も難しいことは想像できます。
自衛隊には13機しかなく、しかも使用頻度は高いので1機の整備も頻繁になります。その整備要員が激務になれば、当然質的低下も表面化してしまうのではないでしょうか。
青木氏は「米軍や韓国軍でも使われているが、似たような事故は聞いたことがない」と述べております。ローターが外れればどんな優秀なパイロットが搭乗していても事故は避けられません。
事実がどうなのかは調査が終わらなければはっきりとは判りませんが、自衛隊の整備班がどのくらいの人数で、どういう作業になっているのか、そこが問われるかも知れませんね。
自衛隊員の不足は最近の世界情勢や、我が国の国際責任の観点から見るとかなり問題になるようです。
そしてその背後には財務省の予算決定の問題が浮き彫りになります。
アメリカ軍も苦労している整備要因の不足は、先日の普天間における窓枠落下事件にも見られるように、韓国に整備を依頼した結果生じたものだそうです。
陸自も、このヘリコプターの整備をどのようにしていたのか、とても気になります。
今後、更に複雑になる軍用機。F35が導入されますが、その整備を行う要員は足りているのか、また同時に整備要員の出処身体は明確なのか・・など、非常に気になります。
今後の軍用機、いや船舶その他の兵器類も、通信機能やAIのような機能が付加され、複雑な兵器の整備は大変になると思われます。
すでに日本の民間航空会社は飛行機の整備を中共に委託していると聞きます。それで安全が保障されているのか、日本の整備技術は大丈夫なのか、今後も安心して飛行機にのることが出来るのか・・・
陸自の整備班に、もしも中共や北朝鮮の息のかかった悪意ある整備兵が紛れ込めば、ローターのネジを緩めておくことくらいはやるのではないか・・など、気になることが一杯です。
そしてそんなことは気にも止めない財務省のプライマリーバランス感覚なのです。我が国の安全保障など「どうでもいい」として、おかしな感覚で予算案を作る財務省こそ、今回の事故の基となる責任者ではないでしょうか。
技術立国の日本が、財務省のPB行政によってどんどん壊され、中共に利する状況を作っていることが、今回の事故で明らかになったような、そんな気がするのですが。
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