普天間から名護への基地移転問題が、日本の安全保障を無視したサヨクの反対(妨害)にあっていることは、ネットのニュースや月刊誌、そして昨年1月にMXテレビで放送されたニュース女子という番組などで明らかですが、これまで名護の稲嶺現市長までが反対を表明していました。
今回の名護市長選挙では、この現職の稲嶺市長(72歳)と、新たに立候補した渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏(56歳)の一騎打ちでした。
しかし両陣営とも普天間基地の辺野古移転問題には触れず、地域の発展などを取り上げていた戦いだったようです。
しかし稲嶺市長側には、民進、共産、自由、社民、沖縄社会大衆党が応援し、また渡具知候補には自民、公明、維新が応援したこと、さらに稲嶺市長には翁長知事が付いていたことなどで、稲嶺市長側は基地移転反対、ゆえに渡具知候補側は基地移転賛成・・という色分けは出来ていました。
名護市民にとっても、今回の選挙は名護への基地移転問題に対して賛成か反対かの選挙だったはずです。
稲嶺氏は共産党はじめ革新勢力の組織的な支援を背に、告示前には渡具知氏に先行して選挙違反の事前活動をしておりました。そこで稲嶺氏は「辺野古に基地は造らせない」と移設反対を前面に掲げていたのですから、選挙民に稲嶺氏が基地移転反対であることは精通していたはずです。
しかし稲嶺市政の8年間、移設阻止の展望は不明確となり、地元振興などが置き去りにされていることに選挙民は不満を持っていたと言います。
翁長知事の移転反対活動も、何のために反対なのかはっきりせず、尖閣海域への中共の侵略もネットなどの情報で行き渡っていました。
必死で沖縄米軍基地の排除を叫ぶ沖縄のマスコミも、ネットによる沖縄基地の重要さの説明には対処できず、「嘘(報道しないこと)」を報道するようになって行きました。
その結果が全市民の約7%の差で稲嶺氏を落選させたのだと思います。そしてこの7%の差は、報道しない沖縄2紙を評価している名護市民と、それを評価せずネットなどで沖縄の置かれている現実訴える活動の方を評価した、その差なのではないかと思います。
たびたび暴力沙汰で逮捕者を出している沖縄サヨクのリーダー「山城博治氏」は、「ネットなどで流されるフェイクニュースで我々は被害を受けている」などと演説していましたし、それを支えるように沖縄2紙も報道していました。
それが「嘘」であることが今回の選挙で市民に浸透し始めていることを感じますね。
翁長知事は「オール沖縄会議」という」支援団体を持っています。昨年は「新基地(?)反対県民大会」を開いたり、移設先に近い辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込みなどを行ってきました。
しかし、これらの集会には名護市民はほとんど居らず、県外からやってきたサヨク活動家や、韓国・中共から来た活動家も含まれていたようです。
今回の選挙結果を受けて、翁長知事は「名護市長選の結果にかかわらず、名護市辺野古の新基地建設に反対する姿勢に変わりはない」と述べたようです。
翁長知事は、移転のための工事を中断させたり、その為の訴訟を起こしたりしてきました。今回の名護市長選では有力議員を続々投入したりして「絶対に負けられない戦い」を指導してきました。また、「負ければ(今年12月の知事選に)知事の不出馬も現実的になる」とオール沖縄の幹部も語っていたそうです。
結果は稲嶺市長の敗北だったわけですね。
この選挙結果を受けて、安倍首相は「現職市長を破るのは難しいと思っていたが良かった。(渡具知)市長が公約したことを国としても責任を持って応援していきたい」と首相官邸で記者団に語りました。
その上で、「基地問題については市民の皆さまのご理解をいただきながら、最高裁の判決に従って進めていきたい。」と述べております。
最高裁の判決は基地移設容認です。つまり名護市民の理解を受けながら基地移設はスピードアップすると言う事だと思います。
沖縄県の先島諸島は、毎日のように中共の威圧・侵略を受けております。漁船は漁に船を出せず、朝鮮からの観光客のような侵略者が闊歩しております。基地周辺の土地が中共などに買われ、そこが治外法権領域になり始めるように感じます。
辺野古基地移転だけでなく、宮古島や石垣島への自衛隊配備などもスピードを早めなければなりません。
「琉球新報・沖縄タイムスを糺す県民・国民の会(代表・我那覇真子)」では、今年「世直し沖縄庶民の会」という集会を沖縄全土(先島諸島も含む)で展開するそうです。
翁長県政に異議を唱え、県民にアメリカ軍の基地が必要なことや、中共の侵略がすぐそこまで来ていることを踏まえて、少数でも良いから沖縄防衛の協力者を集める活動を始めるということでした。
http://okinawa-tadasukai.com/
翁長知事の再選を阻み、沖縄を中共の侵略から守るためにも、まるで「外患誘致罪」のような行動を起こしている翁長知事を追い込み、新たな「沖縄を守れる知事」の誕生を心から祈念いたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿